現役警察官の拳銃不法所持、そして覚醒剤の売買。警察としての信用が失墜し、疲弊しきった北海道警で、また起きた婦人警官殺人事件。現場は警察のアジトとして使われていたマンションの一室だった…。事件の真相を闇に葬ろうとする警察組織に、正義を取り戻すために立ち上がった心ある警察官たちが挑む、緊迫のタイムリミットサスペンス!警察小説の王道を行く超ベストセラー。札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体...
強姦殺人犯のストーカー鎌田光也は村瀬香里のアパートに侵入。警護に当たっていた小島百合巡査が取り押さえ逮捕する。だが、鎌田は入院治療中に脱走し行方不明となってしまっていた。1年後、脅迫メールが村瀬香里へ届き、再び小島百合は警護を命じられる。必死の探索にもかかわらず、小島たちを嘲笑うかのように何度も送られてくる無気味なメール。犯人はどこに潜んでいるのか?大ベストセラーの北海道警シリーズの第四弾!道警シ...
北海道警察は、洞爺湖サミットのための特別警備結団式を一週間後に控えていた。そのさなか、勤務中の警官が拳銃を所持したまま失踪。津久井卓は、その警官の追跡を命じられた。一方、過去の覚醒剤密輸入おとり捜査に疑惑を抱き、一人捜査を続ける佐伯宏一。そして結団式に出席する大臣の担当SPとなった小島百合。それぞれがお互いの任務のために、式典会場に向かうのだが…。 道警シリーズの三作目。郡司事件の決着編です。闇が絡む...
北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。やってきた監察官は警察庁のキャリアである藤川警視正。藤川は、半年前、道警の裏金問題の為に百条委員会でうたった(証言した)津久井刑事を彼のもとに呼び出し、監察の協力を要請した。藤川は道警の何に疑問を抱いているのかはっきりとは言わなかった。一方、札幌大通署の佐伯刑事は、署から程近いホテルでの部屋荒らしの件で捜査に向かっていた。被害にあった男は、昨年末、すすき野...