好奇心とユーモア全開の、胸躍るルポエッセイ! 人類史の最先端から秘宝館まで、個性あふれる博物館を探検! 好奇心とユーモア全開の愉快なルポエッセイ。博物館が大好きな著者が、興味のおもむくまま、全国のおもしろそうな博物館を訪問。まじめに、ときに妄想を膨らませつつ、お宝や珍品に迫ります。「なぜ、こんなにたくさん集めなすった!?」という著者の素朴な疑問に答えてくれるのは、慎み深くも超キャラ立ちした学芸員さんた...
あるひ、さんたがにわにざぶとんをほしていると、うさぎがやってきていいました。「ふかふかざぶとん、ちょっとすわってええかいなあ」うさぎはくるんとまわって、おんなのこにかわりました。そのおんなのこ、「あかさん」がおまじないをとなえると、さんたたちをのせたざぶとんは、そらたかくビューンととんで、あっというまにかむさりやまのやまおくへ…。山には、ふしぎがいっぱい!神さまも、動物たちも、みんないっしょに遊びま...
いつもの奴らがなぜか集結ー?まほろ駅前は大騒ぎさ!四歳の女の子「はる」を預かることになった多田と行天。その後なんとバスジャック(?)に巻き込まれることにー。映画化、ドラマ化された、まほろ駅前シリーズの三作目です。面白かったです。便利屋を営む多田と、多田の高校時代の同級生で現在はその便利屋に居候する助手の行天。この無粋な男二人を軸に多彩なキャラクターの登場人物たちが物語を織りなしていきます。過去の出...
玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。2012年発表の...