引越しの朝、男に振られた。元ヒモが居候、語り合うは鬱病のヤクザに痴漢。
いろいろあるけど、逃げない、媚びない、いじけない、それが私、蒲田流。
第96回文学界新人賞受賞作。
蒲田で一人暮らしの躁病持ち、橘優子の日々。
闇を感じる登場人物。でも暗く描かないのがいいです。
文章や会話の硬さ。ハードでタフな大人の雰囲気です。
断ち切られたようなラストも斬新。ほっとして、じんわりでした。
ムダ話イッツ・オンリー・トーク。絲山秋子さん、デビュー作から男前です。
目次:イッツ・オンリー・トーク/第七障害
翻訳版が出ていました。国際的でビックリの、イッツ・オンリー・トーク。
イッツ・オンリー・トークRaquel Hill
イッツ・オンリー・トークイッツ・オンリー・トーク (文春文庫)イッツ・オンリー・トーク 絲山秋子
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絲山秋子さんのデビュー作。
mixiでもちょこちょこレビュー書いたりしてるけど
そっちでは書けなかった。
なぜなら、ものっすごく共感しちゃ...
水曜日に飲み会があった。電車を乗り継いで帰るつもりが、夜風に
あたりたくなって新宿に出た。ふと、本屋に寄って、買った文庫本...
・『イッツ・オンリー・トーク』(絲山秋子)
今年芥川章を受賞した絲山秋子の中篇集...
絲山秋子は作家としてはまだ若いのであろう今年...
イッツ・オンリー・トーク 作者: 絲山秋子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2004/02/10 メディア: 単行本 Amazon.co.jpで詳細を見る 個人的に絲山秋子祭り開始。 図書館で借りてきました。 これはデビュー作。 表題作の他、『第七障害』を所収。 空気のような小説。 あら
イッツ・オンリー・トーク 作者: 絲山秋子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2004/02/10 メディア: 単行本 Amazon.co.jpで詳細を見る 表題作と「第七障害」の2編収録。 「イッツ・オンリー・トーク」は叙述トリックがあります。 トリックじゃないですけど。 絲山さんの作
イッツ・オンリー・トーク (文春文庫)(2006/05)絲山 秋子商品詳細を見る
1日ぶり。みなさまどうもです、月見です。
昨日は朝1番午後半ばま...
数ページ読んだところで、「あれ? この話、どこかで見た(聞いた)ような気がするぞ?」と思いつつ、ページを捲り、記憶を手繰れば、あぁこれ『やわらかい生活』(映画)の原作なのかぁ……と判明した。
そこからはもう、寺島しのぶ 、豊川悦司、松岡俊介、田口ト
イッツ・オンリー・トーク
蒲田に住んでいた友人が引っ越したので今度お祝いパーティーにゆくのだけれど、まぁ、私は蒲田という街が好きだったので、ちょっと残念です。主人公は直感で蒲田に引っ越します。その一夏に様々な男と出会う。そして別れる。そんな話。もう王...
イッツ・オンリー・トーク (文春文庫) 作者: 絲山秋子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2006/05 メディア: 文庫 Amazon.co.jpで詳細を見る 表題作を読み終える。 短い文章の中に、雰囲気や関係性がたっぷりしみ込んでいる。 とてもとても、美味。 私たちは触れあわずして
イッツ・オンリー・トーク (文春文庫) 作者: 絲山秋子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2006/05 メディア: 文庫 Amazon.co.jpで詳細を見る 第96回文學界新人賞受賞/第129回芥川賞ノミネート 絲山秋子処女作 (第二作「第七障害」も同時収録) 絲山秋子。名前からして気に
「イッツ・オンリー・トーク」(絲山秋子、文春文庫)を読む。表題作のほかに「第七障害」という短編を収録していて、こちらのほうが楽に読めた。すごくというわけでもないけれど、他の著書も読んでみたくなった。
引越しの朝、男に振られた。東京・蒲田―下町でも山の手でもない、なぜか肌にしっくりなじむ町。元ヒモが居候、語り合うは鬱病のヤクザに痴漢のkさん。いろいろあるけど、逃げない、媚びない、イジケない、それが「私」、蒲田流。おかしくて、じんわり心に沁みる傑作短篇...
イッツ・オンリー・トーク (文春文庫) 作者: 絲山秋子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2006/05 メディア: 文庫 Amazon.co.jpで詳細を見る デビュー作。この頃の作品からは、保坂和志の影響がうかがえるような気もするけど、ただたんに、僕があまりにも保坂の影響を受
絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」。 こちらは先週にさらっと読み終えておりまして。決して明るい話ではないのに、何故かほのぼの・しんみりしてしまう不思議な感じ。苦しい最中でも、人とちゃんと繋がっているからかな。 生きてるといろいろあるよな。ホント。 そう
イッツ・オンリー・トーク 絲山秋子 著 <内容>引っ越しの朝、男に振られた。やってきた蒲田の街で名前を呼ばれた。EDの議員、鬱病のヤクザ、痴漢、いとこの居候―。遠い点と点とが形作る星座のような関係。ひと夏の出会いと別れをキング・クリムゾンに乗せ...
映画も是非、御覧になってください。