1955年、虚無感の漂う時代の中で、出会い、別れ、闘争、
裏切り、死を経験しながらも懸命に生きる男女を描き、
60~70年代の若者のバイブルとなった青春文学の傑作。
自分の生き様に疑問を抱く若者たち。答えを出していこうとします。
学生運動、共産党、女性の口調、長い手紙。世代の隔絶を感じます。
悩みもがきながらも、ひたむきな若者。時代を超越して普遍です。
各人のされどわれらが日々。柴田翔さんの力作。学生時代の葛藤が甦りました。
されどわれらが日々ー (1964年)
されどわれらが日々― (文春文庫)
されどわれらが日々 柴田翔
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されど、われらが日々――, 柴田翔, 文春文庫 102-1, 1974年
・第51回(1964年)芥川賞受賞作『されど、われらが日々――』、『ロクタル管の話』の二編収録。
・されど~:婚約中の大橋文夫と佐伯節子の対話と告白、そしてその周辺の人々による告白を軸にした小説。"鬱"
 されどわれらが日々と言う本があります。ヨガで言うところの 春は赤ちゃん 夏は青年 秋は中年 冬は老人という考え方でいくと、今はキラキラと青春の夏です。この本は高校のときの親友に薦められた一冊です^^今も夏になると読む本はいくつかありま...
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