装幀は多田和博。
第51回江戸川乱歩賞受賞後の第一作。
小学生の時、置いてきぼりにした妹を殺された過去を持つ刑事、
長瀬一樹は女児殺害事件に取り組みます。
五歳の娘を持つ刑事、村上康平はスーパーの袋に生首と
保険証が入れられた殺人事件を捜査。
そして自分の愛しい娘を守るために、少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が
起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者を殺し始めた殺人犯。
この三人の視点で物語が進んでいきます。
殺人犯は死刑執行人サンソンを名乗り捜査本部とマスコミに犯行声明文を送りつけ、
事件は一般市民を巻き込む劇場型犯罪に。
長瀬は妹の事件後から助けられてきた藤川徹管理官に、
切り札として捜査本部に迎えられますが・・。犯人は誰なのか。
そして捕まえることができるのか。
怖いタイトルです。
有名な賞の受賞後の作品はレベルダウンしがちなので低い期待でしたが、
期待を裏切らないみごとな出来栄えでした。
抑えた筆致で、無くならない犯罪へのやり切れなさ、
犯罪を抑止できない警察への苛立ちと子どもが犠牲になる犯罪を抑止しようとする
サンソンを支持し擁護する市民やマスコミ、警察の威信・面目、
犯罪被害者と刑事の板挟みになる長瀬の苦悩などが過不足なく描かれています。
容疑者や捜査本部の人物が多くて混乱しがちなこと、
リアルで凄惨な殺人と死体の場面もありますが、最後までどうなるのか
予測がつかなくて一気に読めました。
そして最後まで読んで、このタイトルの恐ろしさを痛感しました。
ネタバレ予防:
・・読み始めて60ページぐらいで犯人がわかったつもりでいましたが、みごとに騙されました。関連情報 薬丸岳の読了本・・
天使のナイフ 薬丸岳闇の底薬丸 岳
闇の底薬丸 岳
闇の底 (講談社文庫)薬丸 岳

闇の底 薬丸岳
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著者:薬丸岳 書名:闇の底発行:講談社衝撃度:★★★★☆乱歩賞『天使のナイフ』の作者の2作目。<小学生の女児が殺された。自分の妹が性犯罪者に殺された過去を持つ刑事、長瀬は犯人を憎悪する。しかし、その事件が解決しないうちに、今度は首を切られた男性の死体がみ
女児を巻き込んだ性犯罪が連続して発生、その後には必ず性犯罪者の前歴者が、無残な首なし死体で発見されるという連続殺人事件が発生した。女児殺人事件と平行して、劇場型犯罪へと発展した性犯罪者殺人事件の真相を追う長編ミステリー。両方の事件が絡み合い、更に、...
薬丸 岳 闇の底 少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。身勝手な欲望が産む犯行を殺人で抑止しようとする予告殺人。狂気の劇場型犯罪が日本中を巻き込んだ―。絶対に捕まらない―。運命が
闇の底≪内容≫少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。身勝手な欲望が産む犯行を殺人で抑止しようとする予告殺人。狂気の劇場型犯罪が日本中を巻き込んだ―。絶対に捕まらない―。...
「罪深き者どもよ、よく見るがいい」 少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。
「闇の底」というタイトルにふさわしい、ほんとに闇を覗き込むような小説・・・。幼い子に対する性犯罪という非常に重いテーマを、重いままに書ききったところに、「天使のナイフ」で見られた社会性の強さが、また打ち出されてますね。しかし・・。これ、重かったなあ。数日
深い闇でした。私には闇の底ははかり知ることはできなかった。性犯罪者による幼女殺害事件が起こるたびにひとりまたひとり、かつて同じ罪を犯してきた者たちが何者かに殺されてゆく。子どものころ幼い妹を同様の事件で亡くした長瀬は刑事としてまた被害者家族のひとりとして
タイトル:闇の底著者 :薬丸岳出版社 :講談社読書期間:2006/11/16 - 2006/11/17お勧め度:★★★★[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。身勝手な欲望
『闇の底』薬丸岳(講談社)少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。身勝手な欲望が産む犯行を殺人で抑止しようとする予告殺人。狂気の劇場型犯罪が日本中を巻き込んだ―。絶対に捕まらない―。
少女性犯罪…「手紙」に引き続き、重いテーマ。常に矛盾と背中合わせ…警察の犯罪抑止力に疑問を投げかける一冊。いやぁ、自分の素直さを実感しました。作者の罠に、そのままはまってました (^o^)/ 少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、 かつて同様の罪
愛する者の命が或る日突然奪われたとしたら、その身内の悲嘆ぶりは想像するに難くない。ましてや理不尽且つ残酷な形で命が奪われたとしたら、加害者への憎悪の念は筆舌に尽くし難い程だろう。他者の命を虐めで奪っておきながら、その後も反省する事無く、下劣な虐めを繰り返
「バカをあやつれ!」に続き、連続でダークな本を読んでしまった。「バカを…」と比べ
☆☆☆☆・ 闇の底薬丸 岳 (2006/09/08)講談社 この商品の詳細を見る少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。身勝手な欲望が産む犯行を殺人で抑
このところ悲惨な事件が連続している。小中学生のイジメによる自殺、肉親による幼児虐待と殺傷。幼い命の非常事態宣言であろう。これという対応措置がないままに狂気だけが蔓延しつつあるようで不安と焦燥感が日本全体を覆っている。そして『闇の底』で薬丸岳はこの暗澹の世
著者:薬丸岳 闇の底価格:¥ 1,575(税込)発売日:2006-09-08 小
************************************************************ 少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって 発見される。身勝手な欲望が産む犯行を殺人で 抑止しようとする予告殺人。狂気の劇場型犯罪が 日本
闇の底薬丸 岳 2006/9/8発行 講談社 P.287 ¥1,575★★★★★ 毎日のように起こる陰惨な事件。苦しみ悶える被害者や遺族の姿。とうてい理解できない犯罪者の思考。それらのものと対峙しているうちに、心がどうしようもない絶望という澱で淀んでいくの
乱歩賞受賞作『天使のナイフ』の薬丸岳の第二作である。前作では少年犯罪がテーマだったが、今回取り上げたのは少女に対する性犯罪である。講談社 2006/9/8 第 1 刷発行 埼玉県の山中で七歳の少女の死体が発見される。そして三日後、同じ県内の公園のゴミ箱から、...
講談社より¥1575で発売中 <あらすじ> 絶対に捕まらない――。 運命が導いた、哀しすぎる「完全犯罪」。 『天使のナイフ』の薬丸岳が描く、欲望の闇の果て。待望の衝撃作 「罪深き者どもよ、よく見るがいい」 少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに..
「闇の底」
薬丸 岳:著
講談社/2006.9.8/1500円
幼女殺害事件のたびに、性犯罪の前歴者が首なし死体となって
発見される連続殺人事件が起きる。
「死刑執行人、サンソン」を名乗る犯人の正体と真の狙いは何か!?
―内容(「BOOK」データベースより)―
少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。身勝手な欲望が産む犯行を殺人で抑止しようとする予告殺人。狂気の劇場型犯罪が日本中を巻き込んだ―。絶対に...
2作目が出ていたのですね。
全く知りませんでした。
かなり面白そうですね♪