休暇旅行先の弧島で起こる連続殺人。
新感覚の本格推理長編。第4回鮎川哲也賞受賞作。
再読。いわゆる孤島もの。
ベタな設定。全体に昏い空気が漂っています。
滲み出る苦しい恋愛。絡み合う恋愛模様の悲劇。
深い余韻が残りました。
心が凍える島。近藤史恵さんのデビュー作。恋愛ミステリーの意欲作。
凍える島
凍える島 (創元推理文庫)
凍える島 近藤史恵
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凍える島(創元推理文庫)近藤史恵著
◆「凍える島」
クリスティーの「誰もいなくなった」もの(そんなジャンルがあるのか?)だけど、体温の低い(物理的なことではなく、精神的な)人達による、熱い物語か。
オチはかなり、意外だった。
凍える島 (創元推理文庫)
王道の孤島モノということで非常に気になっていた作品。
仲間同士で旅行に行き、そこで楽園が一瞬にして地獄に変わっちゃってというお馴染みのパターンですが、やはり所謂「クローズド・サークル」ものは大好きな部類に入ります。
ただ本書は、
近藤史恵氏です
喫茶店を経営するあやめとなつこは、客とその友人ら合計8名である島へ旅行することになった。
彼らはそれぞれの思惑を隠しながらも、5日間のバカンスを楽しむはずだった。
しかしかつて新興宗教の聖地であったその場所で、一人、また一人仲間が殺されて...
近藤史恵さんの『凍える島』 を読む。 絶海の孤島+不倫、という本格ミステリコードからすればあまりそりの合わない組み合わせを、自尊心の高さでくるんで本格ミステリにしてしまった、希有な作品。登場人物たちの鼻持ちのならなさ、奇怪な行動も、このような雰囲気でくる…
近藤史恵さんの『凍える島』 を読む。 絶海の孤島+不倫、という本格ミステリコードからすればあまりそりの合わない組み合わせを、自尊心の高さでくるんで本格ミステリにしてしまった、希有な作品。登場人物たちの鼻持ちのならなさ、奇怪な行動も、このような雰囲気でくる…
近藤史恵さんのデビュー作品。
今と雰囲気が結構違いましたね。
まず表記に若さを感じました。
チョコレートをチョコレエトと書くような、...
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