都会の闇を生きてきた悪党・八神俊彦は、運命の一日を迎えるはずだった。
生き方を改めるため、自ら骨髄ドナーとなり白血病患者の命を救おうとしていたのだ。
ところがその日、都内で未曾有の無差別大量殺人が発生。大都市・東京は、厳戒態勢に突入した。
そして友人の死体を発見した瞬間から、八神の必死の逃走劇が始まった。
警察、謎の集団、正体不明の殺戮者から逃げ切らなければ、八神の骨髄を待つ白血病患者が死ぬ。
八神は生き残れるのか?謎の殺戮者・グレイヴディッガーの正体とは?
著者渾身のスリラー巨編が、ついにその全貌を現す!
展開にスピード感。読み始めると夢中で止まらない逃亡サスペンス。
逃避行と警察の捜査が疾走感を含みながら交わり劇的に進みます。
詐欺師八神の明るい性格。時々笑える場面があるのもいいです。
伏線も効果的。他の登場人物にも好感が持てました。面白かったです。
墓掘人グレイヴディッガー。高野和明さんのノンストップ痛快アクション。
グレイヴディッガー高野 和明
グレイヴディッガー (講談社文庫)高野 和明

グレイヴディッガー 高野和明
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グレイヴディッガー 著者: 高野和明 出版社: 講談社 発行年月: 2005年06月 悪人にも色々ある。 善人にも色々ある。 乱歩賞受賞第2作目といいますが~なんとも不思議な話でした♪ 世に言う悪人である人間が、善行を果たすために、色々と起こる出来事なんですが…
個人的にただ一点のみを除いてかなり良かった作品!
適度なユーモア感覚と逃亡小説にミステリー、警察小説...
少しづつ様々な要素を取り込み、上手く消化した快作ではないですか?
凄い面白い!
ひたすら巻き込まれながら都内を逃亡し続ける主人公の
心意気と侠気。...
グレイヴディッガー (講談社文庫) 作者: 高野和明 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/06/15 メディア: 文庫 クリック: 9回 この商品を含むブログ (50件) を見る 八神俊彦、32歳。警察が来たときに時間を稼ぐために、ホストの島中圭二と住んでいる部屋を入れ替える必要が
「グレイヴディッガー」高野和明 講談社文庫。これも上司にもらった文庫。 今度の話はなんじゃろな?と 事前情報なきまま、またまた読書開始。 <あらすぢ> 改心した悪党・八神は、骨髄ドナーとなって他人の命を 救おうとしていた。だが移植を目前にして連続猟奇殺人 事…
高野氏初読みです。ひたすら圧倒されてしまいました。話の練り方もすごいのですが、とにかく物語の疾走感が半端じゃない!って感じです。
「悪党」八神がとってもカッコいいです。映画『逃亡者』を彷彿とさせるアッパレな逃げっぷりにドキドキします。田舎暮らしの私は東...
グレイヴディッガー
「疾走感」。この小説を一言で表現するとすれば、この言葉がしっくり来る。警察、謎の集団、そして異形の殺人者に追われる小悪党が、ひたすら逃げる。命が惜しいのではない。他人の命を救うため、そして自分の人生をリセットするために。そして、その
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『13階段』の衝撃、再び!
疾走するノンストップ・スリラー!
都内全域で、一夜のうちに...
とても懐かしい本です。
感動と思い出し笑いしました。