14歳になる夏休みわたしは一つの庭に出会った。
そしてわたしは女の子から女性へ変わりつつあった…。
微妙な心の揺れと成長をさわやかに描くひと夏の物語。
夏期講習を抜け出した14歳の真名子は、
広い庭のある古びた家が気になって、入り込んでしまう。
そこでは青年がひとり静かな時間を過ごしていた。
彼と話していくうちに、真名子の悩みが少しずつ明らかになる。
友情、家族、進路、誰もが共感する、思春期の苦悩を
瑞々しい筆致で描いた第39回講談社児童文学新人賞受賞作。
船の帆のようなシーツを見て夏期講習を飛び出す真名子。
嫌ではないけれど何かに流されていくような日々への不満。
抜け出したいのに抜け出せない日常。新しい世界を探し出します。
あの時感じていた気持ちを、真っ直ぐに描いています。
衝動に振り回されていた思春期ならではの感覚を思い出しました。
出歩く年頃「でりばりぃAge」梨屋アリエさんの瑞々しいデビュー作です。
でりばりぃAge梨屋 アリエ
でりばりぃAge (講談社文庫)梨屋 アリエ

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夏期講習を抜け出した14歳の真名子は、広い庭のある古びた家が気になって、入り...
『でりばりぃAge』
梨屋アリエ/講談社文庫
【古びた家の広い庭に、帆船の帆のごとく吊された大きな白いシーツ。教室の窓から見えたその光景が、気乗りしないまま夏期講習を受ける14歳の真名子のこころを奪う。
しかし、そんな気持ちを打ち崩すような突然の雷雨。真
年末に、デジカメを持っていないにも関わらず、フォトプリンターを無料で入手してから幾星霜(具体的には2週間弱)――
(゚(0 0)゚;) ...
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息がしたい。わたしは全開の窓にかけよった。
帆だ!白い帆をはためかせた船が見える・・・・・・。
窓枠をぐっとつかんだ。
そ...
http://www13.plala.or.jp/aririn/homeroom/seizon/index.htm