芥川賞候補作の超新人のデヴュー作!この世界の人たちが、自分たち何者であるかを考え続けているうちに、私は、奥歯のことばかり考えているのです。スーパーフラットな現実の初めての小説化!
デビューと同時に激しめに絶賛された文筆歌手が魅せまくる、かくも鮮やかな言葉の奔流!リズムの応酬!問いの炸裂!“わたし”と“私”と“歯”をめぐる疾風怒涛のなんやかや!とにかく衝撃の、処女作。第137回芥川賞候補作。
わたくし=自分の本質は奥歯と思い込んだ精神錯乱気味の歯科助手の物語。
未来の子供に向けた日記に綴る、忙しくて会えない彼への想い。
少女時代の陰惨ないじめから歯科で女性医師に苛められても平気です。
浮気現場で疾風怒濤の想い。相手の鋭利な反撃。歯科での行動で変化。
虚構の「わたくし率イン歯ー」から現実の「わたくし率イン世界」へ。
成長の物語です。ブログ日記での出生の悩みを思い出して推測。
たぶん「わたくし率イン歯ー、または世界」川上未映子さん自らへの鎮魂歌。
目次・わたくし率イン歯ー、または世界/感じる専門家採用試験

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「わたくし率イン歯ー、または世界」川上未映子
「わたくし率イン歯ー、または世界」川上未映子
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「わたくし率イン歯ー、または世界」講談社 川上未映子著
おととし、さんざん話題にもなり、芥川賞候補になったこの本。そのときは購買意欲もそそられなかったため未読のままスルー。今年、去年の芥川賞受賞の華々しい話題も落ち着いたところで、図書館であ...
■人はいったい体のどこで考えているのか。それは脳、ではなく歯―人並みはずれて健康な奥歯、であると決めた<わたし>は、歯科助手に転職し、恋人の青木を想い、まだ見ぬ我が子にむけ日記を綴る。哲学的テーマをリズミカルな独創的文体で描き、芥川賞候補となった表題作...
「なんちゅうか、お勧めはせんけど、おもろい事はおもろい、しかし、変な小説だったよ」、という友人の言葉に、怖いものみたさで、やはり読んでしまった。題名からして奇妙な、川上さんのこの小説を。講談社文庫。
現実を超えた世界。論理をもたない世界。理性を批判す...
芥川賞候補作の超新人のデヴュー作!この世界の人たちが、自分たち何者であるかを考え続けているうちに、私は、奥歯のことばかり考えているのです。スーパーフラットな現実の初めての小説化!(Amazon.co.jpより)NHK番組トップランナーで川上未映子さんが出演されたのを
内藤さん負けちゃいましたねー、でも歳の差あるし、とりあえずお疲れ様でした。あとよつばと!買いました。
「わたくし率 イン 歯ー、...
総合: :★★★☆☆娯楽性:★★☆☆☆内 容:★★★★☆お薦め:文学に関心のある人は、一度は読んでおくべきか?特記:好き嫌いが分かれそうです川...
わたくし率イン歯ー、または世界川上 未映子 (2007/07)講談社この商品の詳細を見る 芥川賞候補作品。思えば先週位に、新聞でこの作品の記事を...
斬新である。ときに斬新は奇抜となって甚だ気色の悪いものとなりがちだが、一旦受け入れてしまうと麻薬のようにクセとなる。まずこの作品も、そういった類いで間違いはなかろう。なんせ、タイトルからして気色悪い。いったいなにがなんやら、音の響きすらままならない。...
日曜日に美術館に行ったのは先述のとおり。
交通の便を考えれば車で行った方がいいのでしょうが、
“不便もまた好し”をモットーとする、...
川上未映子/わたくし率イン歯ー、または世界
評価:★☆☆☆☆
出版社:講談社(講談社文庫)
「美しい日本語」などと古典的・保守的な意味合いで使いたくはないが、川上の関西弁的な口語文体はとにかく汚らしくダラダラ連ねられている。奥歯を「個」の出発点あるい...
芥川賞候補になった表題作及び「感じる専門家 採用試験」の二篇からなる。 文筆歌手を自称するだけあって、流れるような関西弁が気持ち良かったりもするのだが、表題作はそこそこ長めなので途中でだれます。表題作は歯にアイデンティティーのある私が、歯科助手としてアルバ
ウェブページの「純粋悲性批判」のプロフィール写真を見て、なにまじこれ作家なん、なんかええ女やんと、どぎまぎした結果、本借りて読んだのです。
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