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海 小川洋子

海
装幀は吉田篤弘・吉田浩美。
2004年を中心に各誌掲載作品7編を収めた短編集。

・海(掲載誌、新潮)
語り手の僕は、結婚の承諾を得るため、泉さんと彼女の実家を訪ねます。
ぎこちない雰囲気の夕食。夜、彼女の弟と一緒に休むことに。
彼が発明者で唯一の演奏者の「鳴鱗琴」という魅力的な楽器について
おだやかに話し、気まずい日常からファンタジーの世界へ。
・風薫るウィーンの旅六日間(掲載誌、新潮)
語り手の二十歳の私は、もうひとりの単身のツアー参加者、
未亡人の琴子さんを、45年前の恋人が死の床についているという養老院の
付属病院まで案内することに。ご対面そして。
呆れたりハートウォーミングになったり笑ったり、楽しい展開でした。
・バタフライ和文タイプ事務所(掲載誌、小説現代)
語り手の私は、大学医学部の原稿作成専門の上記勤務の新米タイピスト。
破損した活字交換で活字管理人と会話を重ねるうちに、
道具としての使われ方から字の形の印象に及び、淫靡な愉しみ、
さらに企(くわだ)てを。
乾燥しているはずの医学用語が、描写していく言葉のイメージで、
セクシーな意味合いを帯びていきます。
・銀色のかぎ針(掲載誌、週刊新潮)
岡山駅発のマリンライナーで乗り合わせた老婦人の編み物から思い出す、
祖母のこと。エッセイのような、わずか4ページに切り取られた、美しい輝き。
・缶入りドロップ(掲載誌、週刊新潮)
四十年間バス運転士で今は幼稚園バスを運転する男の、子どもの涙を止める工夫。
わずか3ページで伝わる、男の不器用さと子どもへの優しい気持ち。
・ひよこトラック(掲載誌、群像)
四十年近くホテルのドアマン勤め、定年間近の男の新しい下宿先は一軒家の二階。
家主の未亡人は、母親を亡くして言葉を失っている六歳の孫娘との二人暮らし。
びっしりとひよこを積んだ軽トラックを見た、男と少女は言葉を交わさずに気持ちが・・。
彼女からの静寂を感じさせるプレゼントの数々は再生の暗示?。
・ガイド(「New History街の物語」所収)
語り手の僕は、停電になる日に観光ガイドのママのツアーに同乗することに。
そこで知り合った、連れのいない初老の紳士は、詩人だった経験を生かした“題名屋”。
退屈な一日になるはずが、特別な一日に・・。シャツ屋の小母さんもいい味出してます。

「ミーナの行進」がとっても良かったので、
期待しすぎないように気をつけて読み進めました。
「風薫るウィーン-」「ガイド」の、ヨーロッパの町並みや観光施設を、
自分の庭のようにさりげなく描き出せる力量。
「バタフライ-」のちょっと際どいイメージを喚起させる技術
(野中柊さんの「祝福」収録の「遊園地」もですけど、どうも小説現代って、
こういう官能的なお話を求めてるみたいです)。
純文学から掌編、男性向け(?)や「街の物語」のような企画ものまで、
掲載誌の意向、趣旨に合わせた物語作りのうまさ。
・・それぞれに小川さんの世界があり、持ち味がきらりと光る短編集でした。
装幀の吉田篤弘・吉田浩美コンビは、クラフト・エヴィング商會のはずです。
角田光代さんの「ドラママチ」のイラストも手がけていらっしゃいます。
今回はすっきりと落ち着いたデザインですね。
印象に残った言葉:
p183「詩など必要としない人は大勢いるが、思い出を持たない人間はいない」
関連情報 小川洋子の読了本
・・ミーナの行進 小川洋子
・・小川洋子対話集 小川洋子 
・・博士の本棚 小川洋子
・・夜明けの縁をさ迷う人々 小川洋子
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[T948] 海

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[T951] 海 小川洋子 新潮社 

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[T952] 「海」小川洋子

海小川 洋子恋人の小さな弟との会話を書いた「海」を初め7つの物語。小川さんの描く物語って不思議。物語の舞台が違う時代の日本じゃない場所というのか、ちょっと浮かんだ異次元というのか…電車に乗って眠っていたら気がついたらそこについていたと言うのか…生活臭が全

[T957] 海 〔小川洋子〕

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[T1033] 海*小川洋子

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[T1069] 海/小川洋子

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[T1682]

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[T2885] 「海」 小川洋子

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[T3350] 「海」小川洋子

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コメント

[C1066] そうなのですね

こんにちは。
官能テイストは小説現代の
特徴でもあるわけですね。
妙に納得しました~。
ものすごく印象に残る作品では
ないけれど、どこかにひっかかる
そんな一冊でした。

[C1067]

藍色さん、こんばんは。

週刊現代は男性の雑誌ですか。
それであんなに官能的な物語だったんだ。
「祝福」の中の「遊園地」も他の物語とは違う雰囲気でした。

[C1068]

私はどうも小川さんの世界になじみすぎていて、あまり客観的なレヴューにならないみたいです。「小説現代」と「バタフライ~」の関係には気がつきませんでした。そうなんか・・。掲載誌との関係は、作品の一つの背景かもしれませんね・・。しかし、どこに書いても小川さんの匂いは色濃いですね。私は多分著者の表記がなくても、小川さんの文章なら、彼女のものだとわかるはず。そんな文体を持っている小川さんが、好きだと思っています。

[C1075]

BEEさん、こんばんは。
まだ2例目なのですけど、これだけ毛色が違っちゃうと特徴のような気が(笑)。
実際に読んでいる方に、お尋ねしたいのですけど周囲にいないのでちょっと迷いも。
強い印象でなく、さりげなく光る部分があったような気がしました。

ななさん、こんばんは。
「遊園地」の異質な雰囲気、掲載誌の意向とすればちょっとわかる気もしますね。
ただ小説現代は未読なので、2例だけでの判断は早すぎかもしれません(汗)。
もしかすると官能的なのが特徴で性別は選ばないのかも(それもちょっと・・)。

ERIさん、こんばんは。
掲載誌との関係は「銀河のワールドカップ」で、あるブログさんで、“大人のシーンがあって子供には不向き”ということから、ちょっと注視し始めたのです。小説現代は未読なので、確認はできてないのですけど。
レビューって主観的でいいと思いますよ。私はそれが不足している気もしています。
“著者の表記がなくても(中略)わかるはず”・・すごいです。そこまで好きになれる、惚れ込める作家さんがいらっしゃるっていいですね。
私はまだ、そこまでの作家さんには出会えていません。正直、うらやましいです。

[C1076]

こんばんは
掲載誌と作品の関係も考えて読むと、面白そうですよね~
小川洋子さんのインタビューの中でも「バタフライ~」については精一杯の官能色というようなことを言ってらっしゃいました。
なるほどなぁ~という感じです。
装丁もシンプルな中にも味わいがあって、好きな感じです。
  • 2006-11-23 00:12
  • エビノート
  • URL
  • 編集

[C1077]

エビノートさん、こんばんは。
掲載誌って、それぞれのカラーといいますか、特徴を持っている気がするのです。
それで今回、推理したのですけど証言者がおられないのでちょっと冷や汗気味・・。
“精一杯の官能色”なるほど~。描写部分を抜き出して使うと危ない気もします。
装丁、シンプルで、センスがいいデザインですよね。

[C1161]

藍色さん、こんばんは。

小川さんの「海」、読みました。
「ミーナの行進」とはちょっと雰囲気が違う感じがしますが、小川さん独特の世界が描かれているように思いました。

「バタフライ~」も「ひよこトラック」や「ガイド」も、まさに小川ワールドだなあ、と思いながら読みました。

[C1170]

mintさん、こんにちは。
私は小川さんの作品は、「妊娠カレンダー」「博士の愛した数式」「ミーナの行進」の長編3冊だけしか読めてなかったので、描かれる世界の幅広さにはびっくりでした。
独特の小川ワールドに魅了されました。
短編も見逃せない作家さんになりそうです。

[C1178]

藍色さん、こんばんは。
クラフト・エヴィング商會の装丁はいつも素敵ですよね!
掲載誌の話はあんまり考えてなかったのでかなり面白かったです。
最近はもう安心しきって小川ワールドにひたっております。

[C1187]

いつもながらの小川作品の、ぴんと張り詰めた冷たさとじんわり沁みてくるあたたかさとのバランスが絶妙な作品集でしたね。
  • 2006-12-10 09:12
  • ふらっと
  • URL
  • 編集

[C1193]

ちきちきさん、こんばんは。
クラフト・エヴィング商會の装丁、意識して見たのは2つめですけど、素敵です。
掲載誌の話は推理なので、当てはまらないかも、です(ちょっと弱気)。
ひたって読むのも、いい楽しみ方ですね。

ふらっとさん、こんばんは。
まだ慣れていない小川作品ですけど、冷たさとあたたかさとのバランス、どれもが魅力ある物語、素晴らしかったですね。
次の作品が楽しみです。

[C1502] こんにちは

藍色さん、こんにちは!
まだ、ミーナが順番が回って来なくて、先に、他の小川作品を6つ程、読んでしまいました。
薬指の標本で、すっかりハマってしまって・・・。
ところで、
>官能テイストは小説現代の特徴でもあるわけですね
というのは、納得というか、なんというか!
TBさせて下さいね。

PS 以前お薦め頂いた「キサトア」小路幸也、爽やかに読みました☆ レビューは書くかどうか、まだ未定ですが^^ パパとムスメの7日間は、やっと図書館で入荷したようで、リクエストしました。また色々教えて下さいね♪

[C1504]

小川ワールド、堪能ですよね~。
なんかどんな体調の時に読んでもしっくりきます。

[C1517]

latifaさん、こんばんは。
「ミーナの行進」、やっぱりどこでも大人気なのですね。
他の小川作品6つですか、すごい!。小川さんでは私を軽く超えてます(笑)。
「薬指の標本」、面白かったのですね~。
小説現代の官能テイストは、この前に野中柊さんの「祝福」(おすすめです)を読んで、ちょっと推理したんです。
小説現代を読まれたこと、あります?。
ほかのもこういう雰囲気なのでしょうか?ご存知でしたら教えてください。

この「海」と「キサトア」も読んでいただけたのですね。うれしいです。
latifaさんのレビュー、これからも楽しみにお待ちしていますね。
「パパとムスメの7日間」笑えますよ。
最近のおすすめは…(敬称略)
西加奈子「通天閣」、
津原泰水「ブラバン」、
桂望実「RUN!RUN!RUN!」、
川上弘美「真鶴」、
絲山秋子「エスケイプ/アブセント」、
…ちょっとクセがあるラインナップかも、です(笑)。
またお気軽にどうぞ♪

[C1519]

chiekoaさん、こんばんは。
まさに、千変万化の小川ワールド、堪能しました~。
そうですね。この本って精神安定剤(?)の働きもしてくれるかも、ですね。

[C2655]

 「詩など必要としない人は大勢いるが、
 思い出を持たない人間はいない」
 という言葉、私も心に残りました。
 
 どれも小川さんらしくて、よかったですね。
 「ミーナの行進」は、私も大好きです。

[C2672]

miyukichiさん、こんばんは。
この言葉、心に残りましたね。
小川さんらしい、味わいのある短編集でした。
次の作品も楽しみです。

[C2870]

藍色さんこんばんは。
コメント、TBどうもありがとうございました。
私のほうからもコメントなどしたいのですが、
チキンはなかなか行動に移せないのです。すいませんです。

皆さん書いてますけど、掲載誌に合わせてるっていうのになるほどと思いました。
いつもそういうの気にしないで読んでいるので全く考え付きませんでした。
掲載誌を見て読むのもいろいろわかっておもしろそうです!

藍色さんが印象に残った言葉、私も残ってます。あのセリフはいいですよね。

[C2884]

アメコさん、こんばんは。
私も始めはチキンでしたから、お気持ちわかりますよ。
次第に慣れていったので、よかったらこちらで練習代わりにお気軽にどうぞ(笑)。
掲載誌は、「バタフライ和文タイプ事務所」のインパクトが強かったので、謎解きみたいな気分で推理してみました。
でもいまだにわからなくて…。でも掲載誌ごとのカラーはあると思います。
あのセリフ、いいですよね~。思い出、大切にしていきたいです。

[C3785]

藍色さん、こんにちは。
掲載誌との関連はまったく気がつきませんでした。
言われてみればそのとおりで、小川さんのいろんな面がひとつになった短編集だと感じたのが納得です。
この本はたまたま図書館に行ったらあって読めたのですが、藍色さんがとっても良かったと書いていらっしゃる『ミーナの行進』も読んでみたくなりました。でも、人気でなかなか借りられないんですよ(涙)

[C3790]

雪芽さん、こんばんは。
掲載誌との関連は、ちょっとデータとして残すつもりでいたら気がついたんです。いろんな場所に書かれた事がこうした幅広いバリエーションを生んだのかもしれませんね。
『ミーナの行進』は私の昨年のベスト1でした。人気が高いのは読まれたら納得されると思います。早く読めるといいですね。リクエストで予約してみてはいかがでしょう?。レビュー、気長にお待ちしていますね。

[C4491]

藍色さん、こんばんわ。
そういえば「銀河のワールドカップ」を読んだ時、子供に読ませたいけれど、ちょっと気になるところがあるなぁ・・って思いました。
そこから掲載誌との関係につながるってすごいです。全然思いつきませんでした。でも、読者層があるわけだから、やっぱり求められるものもそれぞれあるんでしょうね。
この短編集の手触り、すごく好きです。小川さんの世界を堪能しました。

[C4510]

juneさんへ。
こんばんは。「銀河のワールドカップ」で、あの部分があるためにっていうのが印象に残ってて、必要だったのか掲載誌から考えたんです。今回もやっぱり読者層に合わせて求められるものを書かれたのかもしれませんね。
しなやかで温かい手触り、小川さんの素敵な世界が花開いていますね。

[C9437]

藍色さん、こんばんは(^^)。
現実との微妙なブレ、確かにそこにあったはずなのに一瞬後にはなくなっているかのような不思議な印象。小川さんの作品はあまり読めてないのですが、もっともっと読みたくなりました。
私も、「シャツ屋」さんはイイ味出してるよな~と感心していました♪
  • 2008-10-23 23:10
  • 水無月・R
  • URL
  • 編集

[C9450]

水無月・Rさん、こんばんは。
現実と幻想の境界が淡い、不思議な物語たちでした。
小川洋子さんの作品は、癖になりますね。
エッセイも面白いですよ。記事、ご参照に。

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