ふらりと旅に出たまま帰らない内田均の家に泥棒が入り、
この家に出入りしていた元妻の高校美術教師と重役秘書と
雑誌編集者という年代の違う女たちが警察で鉢合わせ。
それぞれの思いを胸に、
ひょんなことから3人そろって箱根の高級温泉旅館に行くことになり…。
切なくも軽やかな恋愛小説。
一人の男の失踪で顔を合わせた三人。景子さんと薫さんと空穂さん。
以来お互いを気に掛けるようになります。女たちの恋の行方。
元妻、時々恋人、恋人。三人それぞれの視点で描く恋愛事情の物語。
互いの思いがわからない男女の関係。不思議が一杯の状況が面白いです。
二十代、三十代、五十代、三人の独身女性の生活感も出ています。
放浪癖「均ちゃんの失踪」中島京子さんが描く四角関係。読みやすかったです。
目次・均ちゃんの失踪/のれそれ/
彼と終わりにするならば/お祭りまで/出発ロビー
均ちゃんの失踪中島 京子
均ちゃんの失踪 (講談社文庫)中島 京子

均ちゃんの失踪 中島京子
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「Re-born はじまりの一歩」で知った中島京子さん。
図書館で見つけて借りてきてみました。
均ちゃんの失踪
中島 京子 / / 講談社
ISBN : 4062136155
ちょっとだらしなく情けない男「均ちゃん」をめぐる3人の女性が中心のお話。
…つーか、均ちゃん不在の間
ある日を境に姿を消してしまった均ちゃんの家に、空き巣が入ったものだから、元妻で大家で40代の美術教師と、パートタイム的に付き合っていた30代の重役秘書と、ガチンコで付き合っていると思っていた20代の雑誌編集者の3人が警察の事情聴取で鉢合わせしてしまい、あれや…
この度はコメントありがとうございました。
藍色さんは大変は読書家さんなのですね。
これからは度々お邪魔して、レビューを参考にさせていただきますね♪(*^_^*)