作家はその好奇心と知力を発揮して、斎藤環、福岡伸一、松浦理英子、穂村弘、
多和田葉子、永井均ら知の最前線6人とめくるめく対話を交わした。
精神分析、生物学、文学、哲学をめぐって、第一線と語りつくす。川上未映子の思考の軌跡。
憧れの人たちとの人の内面をベースにした対談。多くの示唆があります。
読み進めるにつれて哲学や心理学へと興味が広がります。
複数の対談を通して、いくつものルートで目的地を目指しているような感じです。
「境界」「入れ子」「絶対保留」など川上作品のキーワードに気づかされます。
「完璧な本」が小説を書く動機であること等の赤裸々な語りも印象的です。
憧れの綺羅星「六つの星星」川上未映子さんを深く知ることができる対話集です。

楽天からも購入できます。
「六つの星星」川上未映子
「六つの星星 川上未映子対話集」川上未映子
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昨日はバイト先の親睦会でした。
最近夏休み前に集まりましょうという趣旨で
飲み会や食事会が続いています。
今回少し早めに着いたので...
この本を中ほどまで読んでいる。
■六つの星星 / 川上未映子
六つの星星川上 未映子 / 文藝春秋
哲学、文学、生物学等々の様々な分野に立った方との対談集なんだけども、
最初の精神科医の斎藤環さんとの話が面白そうだったので、
ふと、買ってみた。
冒頭...
川上未映子初の対談集である。「ほしほし」と読むらしい。六人との対談七つが収録されている。そのうちふたつが永井均とのだ。すでに触れた、どちらも見事なものである。他の五つはやや落ちるかな。永井との対談と比べたら、どうしてもそんな評価になろう。メモとして、い
おかねがね、ないんだね、ぼくはそんなにぶつよくが強い方ではないと思うんだけども、何もね、ぼくは一人で生きているわけではないのでね、...
初・川上未映子さん。
六つの星星川上 未映子 / 文藝春秋
56/100
一度読みたいと思っていたのですが、
いつも図書館では貸し出し中。
でもこの日は見つけました♪
6人との対談集で、いずれも川上さんの尊敬する
各界の専門家ってことで「六つの星星」。
よ...
そうですね、学ぶべきところが多いにある本でしたね。
またよろしくお願いします。