まるで接点のなかった者同士が、音楽という共通項だけを頼りに知り合い、
お互いの歴史やフェイバリット、価値観を取り交わすうち、
必然的に恋に堕ち交際がスタートするが如く、バンドもまたスタートする。
こいつらはアホまるだしだけど、誇るべき僕の仲間だ。愛と笑いの新型パンク小説。
乙女のカリスマとして絶大なる支持を集める作家・嶽本野ばらさん。
これまでの作品で表現してきた、自分に素直であることを体現した自身の話。
パンク・バンド結成から初ライブまでの道のりを綴った内容です。
実際に存在する方々なのでメンバーのキャラクターもすごく立っています。
ツッコミが秀逸すぎて笑えて純粋さに感動して楽しかったです。
自分が楽しいと思えること、やりたいことはやるべきという心意気が伝わります。
本編を読んでから観た付属のライヴDVDがカッコよかったです。
「ROCK'N 'ROLL SWINDLE正しいパンク・バンドの作り方」嶽本野ばらさんの本音満載です。
『ROCK'N 'ROLL SWINDLE 正しいパンク・バンドの作り方』嶽本野ばら 楽天からも購入できます。 
ROCK'N 'ROLL SWINDLE正しいパンク・バンドの作り方 嶽本野ばら
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いや、ほんと言うともう少しあれこれ練ってから始めたかったのだ。
読書ブログを閉めて、こっちへ吸収合併させてきたんだから、何かもうちょっとこう、スタイルというか路線というか、まぁそういう辺りをもうちょい詰めたり寄ったり、時には切り捨てたりしながら、びしぃ...
そしてこの本がきっかけで「下妻物語」も読めたのが、一番の収穫だったりします。
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