中学に入学したばかりの菜穂は、「もう子どもじゃないって思ったときって、
いつだった?」と話しかけてきた亜矢と仲良くなる。
彼女と一緒に図書室に通いつめるなどして学校生活を送る菜穂。
しかし、13歳の誕生日にママが「爆弾発言」をしたことで、状況は一変した。
ママとは強い絆で結ばれていると思ってたのに…。
注目度急上昇の作家・石井睦美の心温まる一作。
ママが爆弾発言をした。わたしをおいて、パリに留学!?
ママとは強い絆で結ばれていると思ってたのに。
大ショックの菜穂は、亜矢に相談に行って…。
突然やってきた悩みに奮闘する少女の、コミカルな自立白書。
青臭さ、わがまま、勇気、素直さを瑞々しく綴る日常生活。
普通の女子中学生の精神的成長をセンスよく描いた物語です。
格好いい女性たちが多くて頼もしいです。
ママの作るマドレーヌの香り。図書準備室からのコーヒーの香り。
夕食の支度でお魚を煮る醤油の匂い。懐かしい化粧品の香り。
物語からいろいろな匂いが立ちのぼってくるようで、よかったです。
日々を過ごすにはちょっとした喜びや支えになるようなことが実は大きいのです。
暮らしに「卵と小麦粉それからマドレーヌ」石井睦美さんの心地いい作品です。
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卵と小麦粉それからマドレーヌ 石井睦美
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卵と小麦粉それからマドレーヌ (ピュアフル文庫)(2006/03/02)石井 睦美商品詳細を見る
【あらすじ・内容】
中学に入学して出来た友達によって成長と言う変化をしていく主人公が、取り巻く世界の変化に抵抗しつつ溶け込んでいく話。
なんか説明しにくいな… 。
お
歌でも小説でも映画でも詩でもタイトルって大事だ、と思う。
だから自分で気合いを入れて文章を書く時にはタイトルにも気合い
を入れるし、ヒトサマが作ったものもタイトルのことを気にしたり
する。内容が素敵で、その上タイトルが素敵だったら素敵度はもっ
ともっと...
『卵と小麦粉それからマドレーヌ』
石井睦美=作 長新太=絵 BL出版
中学校に入学したばかりの菜穂。
亜矢という新しい友達もできて、新しい環境になれつつある菜穂の身に起きた大事件。
それは、お母さんがパリの料理学校に留学するという宣言でした...
8月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:2202ページパスカルの恋○<閉じられた世界の濃密さは外から見ると呆気ないくらい薄味で、そして本人は気づかないもの。読了日:08月31日 著者:駒井 れん白い月黄色い月 (講談社文庫)○<全ては夢のように嘘で、夢のよ
前向き度100% っていう小説。読んでみたくなりますよね。
中学1年生になったばかりの菜穂。
自分はまだまだ子供だと思っていて、ママが大好きで、
そんなママはお料理が上手で、おやつは手作りの焼き菓子。
どこかのお母さんと似てる!?
ママは家にいて
卵と小麦粉それからマドレーヌ (ピュアフル文庫)
石井 睦美
群青の空に薄荷の匂い―焼菓子の後に (ピュアフル文庫 い 1-2)
石井 睦美
「卵と小麦粉それからマドレーヌ」は去年娘に請われて購入したもの。
「群青の空に薄荷の匂い―焼菓子の後に」は「卵と小
石井睦美作、長新太絵、BL出版、2001年
主人公たちと同じ中学生1年か、小学生のころに読んでいれば、もっと楽しく読めたのかもしれない。
(そのころこの本出てませんが……。)
卵と小麦粉それからマドレーヌ (ピュアフル文庫)(2006/03/02)石井 睦美商品詳細を見る
「ねえ、じぶんがもう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」
中学に入って二日目の朝、菜穂は前の席に...
「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」女子中学校に入学したての菜穂に、そう話しかけてきたクラスメイトの亜矢。12歳最後の日、最高な13歳の幕開け!!と楽しみにしていた菜穂だったが、ママの「爆弾発言」のせいで、状況は一変。菜穂と亜矢、菜穂とマ...
「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」女子中学校に入学したての菜穂に、そう話しかけてきたクラスメイトの亜矢。12歳最後の日、最高な13歳の幕開け!!と楽しみにしていた菜穂だったが、ママの「爆弾発言」のせいで、状況は一変。菜穂と亜矢、菜穂とマ...
卵と小麦粉それからマドレーヌ (おはなし飛行船)(2001/10)石井 睦美商品詳細を見る
こちらからもさせていただきました。
これからもよろしくおねがいします^^