回転寿司チェーンを経営する資産家・豪徳寺豊蔵が殺された。
犯行現場は自宅のビニールハウス。
そこでは、十年前にも迷宮入りの殺人事件が起こっていた…。
豊蔵に飼い猫の捜索を依頼されていた探偵・鵜飼杜夫と
過去の事件の捜査にも関わっていた砂川刑事が
それぞれの調査と推理で辿り着いた真相とは!?
十年の時を経て繰り返される消失と出現の謎!
すべての猫は、殺人のための装置だったのか。
烏賊川市シリーズ3作目です。ビニールハウスと葬儀場における殺人事件。
前者はアリバイトリック。後者は消えた凶器と死体にかけられたみそ汁が謎。
ドタバタやユーモラスな掛け合いが面白くミステリとしても伏線と回収がお見事。
猫についての豆知識もいろいろ身につく猫尽くしの趣向です。
舞台となっている街のイメージに合わせている点にも上手さがあります。
犯行動機も猫に関わることで同時に犯人の妄執を感じさせ、よくできています。
この「完全犯罪に猫は何匹必要か?」東川篤哉さんの愉快なミステリーです。
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完全犯罪に猫は何匹必要か?東川篤哉
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トモダチ借り物文庫、東川篤哉シリーズ読破。
アリバイくずし系の謎解きものを続けて三冊、ちょっと疲れた。
今回は数字合せ系じゃないので(時間合せとか銃弾の数とか)そこは助かったけど。
完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)(2008/02/07)東川 篤哉商品詳細を
完全犯罪に猫は何匹必要か? (カッパ・ノベルス)
東川 篤哉
回転寿司チェーンを経営する資産家・豪徳寺豊蔵が殺された。犯行現場は自宅のビニールハウス。そこでは、十年前にも迷宮入りの殺人事件が起こっていた……。豊蔵に飼い猫の捜索を依頼されていた探偵・鵜飼杜
お品書き:「男爵最後の事件」「紙魚家崩壊」「完全犯罪に猫は何匹必要か?」
ミステリは良く読むし、好きなんだけれど、でもミステリファンかと言われると決してそうではない。と自覚しているわたくし...
不可解な殺人の鍵は「猫」、というわけで警察と探偵そろって猫探ししてますよ。 合間合間にユーモアを挟みながら、やれ招き猫の置物が何時何分にここにあったとか、それあのときいた三毛猫は違う猫じゃなかったのかとかが続きます…。 やれやれ、被害者が猫好きだったからっ
今までに2冊御紹介した”烏賊川市シリーズ”の3作めであります。 タイトルといい文…
完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫) 作者: 東川篤哉 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2008/02/07 メディア: 文庫 クリック: 6回 この商品を含むブログ (15件) を見る 感想は コチラ に。 …3人でしょ? 最近、ベッドで横になると枕を涙で濡らすbest_liliumです。変だ
架空の町、烏賊川市を舞台にしたユーモア本格ミステリシリーズの3作目。 入口に等身大の招き猫が鎮座する回転寿司チェーン店“招き寿司”の経営者・豪徳寺豊蔵の殺害事件です。 烏賊川市における立志伝中の人物であった豊蔵氏は、希代の招き猫コレクターで有名だったので...
でも私はハムスター好き(笑)
面白かったですけどね!