戯作者の日々、是好日なり!人生初のエッセイ、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞“受賞の言葉”。
愛する本や映画、音楽のこと。お江戸散歩に中国爆食珍道中。
修業時代の苦労話、亡き師匠の思い出、創作秘話。あっと驚く意外な趣味。
さらに、ここでしか読めないスペシャル書き下ろし随筆を5編収録。
第一章が特殊としか言いようのない文章だったので先が危ぶまれました。
第二章以降は普通のエッセイで楽しめました。
作品の裏話、書評、食べ物の話、旅の話、雑誌にのせた小文、解説を書いた作品など。
色々な雑誌等に掲載された雑文の集成ですので、まとまっていない内容です。
今まで著者が書いた文章がたくさん載っています。
著者の作品に対する考え方とか、愛情とかが分かって楽しいです。
特に面白いのは食べ物の話。茶巾卵やお菓子とか、食べ物が本当においしそうです。
なぜ、そんなにおいしそうな食べ物が文章で書けるのでしょうか?。
その原点は、著者の「食べ物好き」にあったのです。
ういろう、皇太后の朝食、餃子、白玉だんごなど食歴の数々。
とってもおいしそう!!私も食べてみたくなりました。とっても「おいしい」本です。
著者のあたたかいお人柄が伝わってきて、普通に面白かったです。
九十九「つくも神さん、お茶ください」畠中恵さんのファン必読エッセイ集と思います。
「つくも神さん、お茶ください」畠中恵 楽天からも購入できます。
「つくも神さん、お茶ください」畠中恵
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「しゃばけ」シリーズの畠中さんのエッセイ集です。 作家さんというのは結構色々なところで小文を書いていらっしゃるのですねー。 表紙が何やら素敵でたまりません。 理想であったり、読者のイメージする執筆状態のような。 鳴家に肩を揉んでもらいたいものですが、……
つくも神さん、お茶ください作者: 畠中 恵出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/12/22メディア: 単行本 作家としてスタートする前のこと、『しゃばけ』への思いいれたっぷりな創作話、各方面に掲載されていた書評やエッセイなどの、作者初エッセイ集。 もともと初めて「し…
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