「ダブル･プロット」岡嶋二人

若い母親が死んだ真相と赤子の行方、フィルムに記録されていた驚くべき殺人手口、
遅れて配達された年賀状に隠された犯罪…
日本ミステリー界の至宝・幻の名コンビ岡嶋二人による傑作短編集。
既刊の『記録された殺人』に、表題作を含めた3編の未収録作品を加え、
再編成した文庫オリジナル。

証言だけで構成される『記録された殺人』と『遅れてきた年賀状』がとても面白いです。
久しぶりに読んで、やっぱり懐かしくなってしまいました。
個々の作品には色々感想はあるけど、全体としては面白かったです。
昭和が舞台ですけど、言葉が古臭くないから今読んでも十分に面白い短編集。
新保博久解説にあった言葉に納得。ダブル解説って笑っちゃいました。
「ダブル･プロット」岡嶋二人さんの「もうひとつのダブル・プロット」が読みたいです。
目次
記録された殺人／こっちむいてエンジェル／眠ってサヨナラ／バッド・チューニング／
遅れて来た年賀状／迷い道／密室の抜け穴／アウト・フォーカス／ダブル・プロット

ダブル・プロット (講談社文庫)

99％の誘拐 (講談社文庫)

そして扉が閉ざされた (講談社文庫)

クラインの壷 (新潮文庫)

解決まではあと6人 (講談社文庫)

あした天気にしておくれ (講談社文庫)

開けっぱなしの密室 (講談社文庫)

チョコレートゲーム (講談社文庫)

焦茶色のパステル (講談社文庫)

増補版　三度目ならばABC (講談社文庫)

眠れぬ夜の殺人 (講談社文庫)

タイトルマッチ (講談社文庫)

ちょっと探偵してみませんか (講談社文庫)

どんなに上手に隠れても (講談社文庫)

眠れぬ夜の報復 (講談社文庫)

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「ダブル･プロット」岡嶋二人