アラフォー世代の女性たちを鮮かに描く恋愛&友情小説
「アラフォー」世代のまっただなかにいる奈津、まり、市子は中学・高校時代からの幼馴染み。
元モデルの奈津は、突然失踪騒ぎを起こした夫の憲吾と別居状態で、ひとり娘の美月と暮している。
インテリアコーディネーターとして働くキャリアウーマンのまりは、
年下のカメラマン・旭との耐えることばかりの恋愛に疲れて、別れを選んだ。
ある日、執筆業をこなす市子の家に、ひょんなことからその旭が居候することになってしまい、
奈津、まり、市子の3人の関係に新しい局面が。
長い道のりを経て、人は変わっていく。おそらく死ぬまで私たちは変化し続けていく――。
おとなの女性に贈りたい極上の恋愛&友情小説。
奈津にもまた別居中の彼女の夫・憲吾のことで市子は秘密を抱えてしまいます。
さらに周囲の人間も巻き込んで、三人の人生に確かな変化が訪れます。
40歳を過ぎた独身女性の、楽しいんだけどなんかビターな日常のお話。
何かイベントが起こるとか恋愛話とか仕事で成功する話とかじゃなくて、日常のお話。
そしてなんだか良くわかるんだよね、この気持ちが。恋愛、結婚、離婚、友情。
三人の女性たちに芽生えた「幸せの誤差」を魔法のような流麗な文章で描いた小説。
こんなに元気で好き放題にしつつも、友達関係を続けていられるのは、うらやましい。
それぞれの個性を尊重しあい、自然体でいられる関係が心地よいです。
主人公が何の仕事をしているかとかいくつなのかとかよくわからないけど面白い。
「ビターシュガー」大島真寿美さんの物語の巧さに、脱帽です。
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「ビターシュガー」大島真寿美
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長く続いた非日常の暮らし まだ頭が読書をする環境にないと思っていた けれど表紙に引かれつい借りてきた大島真寿美さんの本 読みはじめたらすんなり小説の中に入れて 自分自身の中身が日常に戻ったのを感じた 思春期のガールたちの揺れる心を繊細に描く大島さん これはアラ
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前回読んだ本よりも、こっちの方が好きだな。
40代独身の市子さんの葛藤は全然書かれてなくて、周りの人達の動きをそっと見守る。
なんかいいな...
『虹色天気雨』の続編である。
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内容説明
アラフォー世代の女性たちを鮮かに描く恋愛&友情小説
「アラフォー」世代のまっただなかにいる奈津、まり、市子は中学・高校時代からの...
トラックバックありがとうございます
私も初TBさせていただきました
うまく出来ているのか心配ですが