「レディ・ガンナー外伝 そして四人は東へ向かう」茅田砂胡

美麗な羽をきっかけに知り合ったベラフォード&ヴィンセントとケイティ。
そこに猪を担いでやってきた“ごちゃまぜ”のダムーは、
食料と共にトラブルも運んできたのだった!
ご存じ用心棒四人組の初めての出会いを描く表題作ほか、
“蛇”と“鰐”の種族を超えたラブロマンス「木に登る鰐」、
空から舞い降りた“鳥”と若き“獅子”の美しき友情「蒼天に輝く」など全5編を収録。
愛と冒険に満ちた珠玉短編集。

このシリーズがお好きな方にはお勧めです。
外伝という事でキャサリンは出て来ません。用心棒４人組も少しだけです。
異種人類が沢山出て来ます。各短編の主人公達、異種人類の考え方や文化。
それらが物語るのは、つまるところ我々と大差なく普遍的です。
だからこそ自分達を投影して楽しむスタイルの読者でもじゅうぶんに楽しめます。
脇役として出てきていたシルヴァとドーザの話等、短編集になっています。
書き下ろしの「モームと真珠のブローチの話」が一番面白かったかな。
もっと色んな種族の話も読みたいですね。
懐かしくなってこのシリーズを一から全部読みなおしてしまいました。
「レディ・ガンナー外伝 そして四人は東へ向かう」茅田砂胡さんの外伝らしい外伝です。

レディ・ガンナー外伝 そして四人は東へ向かう (角川スニーカー文庫)茅田砂胡

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