「お医者同心 中原龍之介 猫始末」和田はつ子

北町奉行所で閑職に就きながら、動物や人の心を診る「よろず医者」の顔も併せ持つ中原龍之介。
彼の元に、熱血漢の新米同心、松本光太郎が唯一の部下として左遷されてきた。
米問屋の子どもが行方知れずになった事件を調べる二人だが、
店の桜木の下から人骨が見つかって…新シリーズ第一作。

和田はつ子さんの他のシリーズが好きなので、買ってみましたがこれも私にはハマりました。
タイトルに一瞬びっくりしましたが、「始末」って、そういう意味ですよね、やっぱり。
江戸の風情、人情もさりげなく。新入社員が読んだら共感できる本かもしれませんね。
フレッシュな光太郎とおたいがちょっぴり青臭いけどまぶしいです。
「お医者同心　中原龍之介　猫始末」和田はつ子さんのシリーズ、次の巻も楽しみです。

お医者同心　中原龍之介　猫始末 (講談社文庫)和田はつ子

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