野宿をするのに、もちろんお金はかかりません。あるいは、休みがなくっても、大丈夫。
まずは一晩外で寝るだけで、できちゃうのです。健康な身体ひとつ、寝袋ひとつ、あればいい。
ですから野宿を、学生や自由人の専売特許にとどめておくのは、もったいない。
サラリーマンやイイトシした人だって、やっていいんじゃないか。
やってみると、面白かったりするんじゃないか―。
話題のミニコミ誌『野宿野郎』発行人がほんわかと提唱する気持ちが軽くなる生き方。
これまでの野宿エピソードを交えつつ、日常を「非日常」に変える野宿の魅力を、
ユーモラスに綴るエッセイ集です。
アウトドア好きのさくらももこをちょこっと低姿勢にした感じの文章。
ノウハウ満載を期待して買うと拍子抜けになるでしょう。
29歳の女性のちょっと変わった旅行記と受け取って読むと面白いと思います。
一時間半くらいであっという間に読めてしまいますよ。
それにしてもいろんな旅行のスタイルがあって面白いですね~。
この本をきっかけに、友人たちに旅行のスタイルを聞いてみました。
すると人それぞれで全然違っていることを発見できたのも興味深かったです。
作者の穏やかな人柄や独特の人生観が垣間見えて面白かったです。
「野宿入門」かとうちあきさんの脱力系旅人にぜひお薦めしたい一冊です。
「野宿入門ちょっと自由になる生き方」かとうちあき
「野宿入門ちょっと自由になる生き方」かとうちあき
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