愛しの002よ!「サイボーグ009」、子育て中の楽しみだった「日出処の天子」、
小説に影響を与えた「BANANA FISH」、今ハマっている「聖☆おにいさん」、
姉や弟とセリフを覚えあった「巨人の星」ほか、あさのあつこ初の自伝的マンガエッセイ。
目次
1 家族とマンガとわたし/2 少年マンガと少女マンガ、それぞれに思うこと/
3 小説家から見たマンガ/4 わたしを虜にした二人のマンガ家/
5 勝手にキャラクター論/6 最終回に望むこと/
7 戦後のマンガブームの背景と海外における「MANGA」
あさのあつこさんの初の自伝的エッセイはマンガにまつわるあれこれ。
「本当は、マンガ家になりたかった!」という書き出しから引きつけられます。
小さい頃からずっとマンガを読み続け、マンガに育てられたという記憶と実感。
そんなあさのあつこさんが、ご自分のマンガ遍歴を語りつくすエッセイです。
少年マンガも少女マンガも詳しくて、次々に名場面や作品テーマが現れて驚きです。
児童文学からヤングアダルト、SF、時代小説、戦争小説と幅広いジャンルを展開。
そうした作家活動の創作の原点は、実はマンガだったことがよくわかります。
巻末の昭和30年代から平成の今日までの出来事とマンガを重ねた年表が懐かしいです。
「あさのあつこのマンガ大好き」あさのあつこさんのマンガワールドを堪能しました。
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