瞠目せよ。新たなる時代ファンタジーが誕生!
若き殉教者の遺志を継ぐ美少年、そして異能の忍び五人衆が怪僧・天海に挑む!
天草四郎の“聖遺物”を手にする者は?
寛永十九年(一六四二)年の春、
天下泰平のお江戸は活気あふれる下町の貧乏長屋に、一人の少年が現われた。
寅太郎という名の少年は植木職人の仕事を手伝いひっそりと暮らし始めるが、
彼は大きな使命を抱えた島原の乱の生き残りだった。
それは、主・天草四郎の復活と理想の国造りを成し遂げること。
そのためには、徳川幕府を裏で操る怪僧・
天海が持ち去った七つの“聖遺物”を奪い返さなければならない。
だが、幕府は闇の精鋭“閻羅衆”を率いて、大掛かりな切支丹狩りを進めていた――。
異能の忍びたちの秘術を尽した死闘の行方は?
不思議な力を放つ聖遺物を手にする者は?
伝奇的要素に活劇も加え、人情話の側面も盛り込んだ時代小説。
これまでの時代劇にはない多くの側面を一つにまとめて仕上げられています。
語り口もよく面白い題材。島原の乱の直後という舞台も新鮮で楽しめました。
主人公は寅太郎。荒唐無稽に描くだけではなく、物語の疾走感も素晴らしいです。
第一巻ということでこれから明らかになる謎をどう提示してくれるか楽しみです。
「くるすの残光・天草忍法伝」仁木英之さんらしくキャラも立っていて愉快でした。

楽天からも購入できます。
「くるすの残光・天草忍法伝」仁木英之
「くるすの残光・天草忍法伝」仁木英之
- http://1iki.blog19.fc2.com/tb.php/2063-4d3407f9
トラックバック
☆☆
仁木英之の新シリーズ。
天草四郎復活を目指す隠れキリシタンと、幕府隠密の戦いを描く、時代劇ファンタジーです。
『僕僕先生』のような話を期待すると爆死します。本書
仁木英之著。
天草忍法伝という副題がついてるんだけど、シリーズ化するということなんでしょ
うか。
まあ、これで終わり、と言われると、ちょっと投げっぱなしすぎな結末っ
くるすの残光 天草忍法伝 作者: 仁木英之 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2011/02/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回 この商品を含むブログ (6件) を見る 信じる者しか救
このタイトル、歴史モノっぽいですよね。
『夕陽の梨』みたいな感じを期待して読んだんですが…
くるすの残光 天草忍法伝(2011/02/11)仁木英之商品詳細を見る
あれっ? 歴史モノ
くるすの残光 天草忍法伝 作者: 仁木英之 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2011/02/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回 この商品を含むブログ (6件) を見る 死期が迫った天
[C18816]