イラストレーションは石居麻耶。デザインは岩瀬聡。
第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞の本書で作家デビュー。
語り手の俺:安倍は二浪の京大新入生でさだまさしマニア。
葵祭のバイト帰りに高村と怪しげなサークル、
京大青竜会の新歓コンパに参加。
そこで出会った早良京子の鼻に一目惚れ。
入会後、祇園祭宵山の夜に明かされた「ホルモー」とは?。
…京都産業大学玄武組、立命館大学白虎隊、
龍谷大学フェニックス、京大青竜会の4チーム(1チーム10人)
の対抗戦。ところが安倍の発議で…。
京都という土地柄が存分に生きてます。
コメディタッチの軽快な文章に独創性な設定、
個性的な登場人物やきちんとした伏線。
恋愛、誤解、衝突、友情、気づき、成長…。
大学時代のサークル(映画研究会)のことを懐かしく思い出しました。
楽しく読めて爽快な青春小説でした。
印象に残った場面:雨は礫となって、憎しみをこめて俺の頬を叩いた。
勝ちたい――奮えるような気持ちで思った。(p242)。
吉田神社の代替わりの奉納舞。
男たちが歌う野太い旋律と踊りに大爆笑!
(つい口ずさんでました、笑p102)。
登場人物のネーミングは、安倍は安倍晴明(あべのせいめい)、
高村は小野篁(おののたかむら―ともに式神使いの陰陽師)、
会長のスガ氏こと菅原真は菅原道真(大怨霊)
からと推察(変な深読み、笑)。早良や楠木は?です。
この表紙はビートルズのアルバム「アビー・ロード」への
オマージュですね。
二番目は高村、最後尾は楠木ふみ、三番目が安倍。
先頭はたぶん三好兄弟の片方で、もう片方が撮影したのでしょう。
京大生モノって、いまトレンディなジャンルなのかも(笑)。

関連情報 万城目学の読了本
・・
鹿男あをによし 万城目学・・
ホルモー六景 万城目学鴨川ホルモー 万城目学
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著者:万城目学 書名:鴨川ホルモー発行:産業編集センター奇想度:★★★★☆第4回ボイルドエッグス新人賞受賞作。<2浪の末京大に合格した俺(安倍)は、京大青竜会なるサークルの飲み会に誘われる。そしてそこで出会った早良京子に一目ぼれし、たまたま知り合った高村と
鴨川ホルモー 万城目学(まきめ・まなぶ)著/産業編集センター 「ホルモー」と聞いて、まず間違いなく思い浮かぶのは 「ホルモン」。しかしこのホルモー、ホルモンとは 全く関係がない。 鴨川ホルモーposte
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ
プリンさんがこのタイトルをコメントに書き残していかれた時、真っ先にホルモー?ホルモーって何じゃ?と疑問に思ったのですが、そのホルモーというのがやっぱりこの作品の肝になります。じゃあホルモーとは何かと言うと、それはやっぱりご自分でお確かめ下さい。とは....
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万城目 学 鴨川ホルモー このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭
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鴨川ホルモー■やぎっちょ書評穏やかな冬晴れの日でも、岩倉からやってきたバスの屋根には雪が積もっているという。これね、実話です。なにせ、昔昔は岩倉が職場でしたからね~。鴨川の朝を三条から出町柳まで歩いて、そこからバスや叡山電車に乗って通勤したもので....
鴨川ホルモー万城目 学かなりばかばかしい内容なんですがこれまた面白い!まずは「ホルモー」とはなんぞや?ここから話が始まります~「一緒にENJOYしませんか? 京大青竜会」葵祭の帰りに誘われたサークル案内。実はこれが巧妙に仕掛けられたホルモーへの罠。ホルモ
なんと言えばいいのか・・・。言葉に困るけれど、簡単に言うと『面白かったっ!』この一言。
鴨川ホルモー/万城目 学 ¥1,260 Amazon.co.jp このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協
鴨川ホルモー万城目学 産業編集センター 2006年4月 ? 大学生になってひと月が経ったばかりのころ、エキストラとして葵祭りに参加していた安部は、同じく参加していた高村と共に、京大青竜会というサークルの勧誘をうける。阿部は空腹を満たすため、居酒屋「べろべ
「鴨川ホルモー」万城目 学産業編集センター2006-04勝手に評価:★★★★☆このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ
万城目さんの物語を読むのは、これで二作目。先に「鹿男あをによし」を読んじゃったんですよね・・。まあ、いいんですが。
万城目 学 「京都の街を舞台にした、大学生の青春もの」 であることは間違いないのだけれど、 シチュエーションが奇想天外!面白くて一気に読んだ。 何しろ、このタイトル。ホルモーって、何? そう思った時点で、もう物語は始まっている。 予備知識なしで読んだ方が、き
万城目学さんの本を2冊読んでみました。王様のブランチで、万城目さんのインタビューを見て興味を持ったのが一番のきっかけです。「鹿男」は既にドラマが始まっていたので、ドラマと原作とを比較しながら読みました。
鴨川ホルモー 万城目学
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇...
1月の2冊目です。1月からのドラマ、鹿男あをによしを観る前に、原作を読んで予習しておこう。ということで、せっかくなので原作の万城目さんのデビュー作から読み始めました。タイトルからは何も想像できず、少々不安がありましたが、面白かったです。一気読み系の面白さ。
鴨川ホルモー
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。
葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。
腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。
このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵...
「鹿男あをによし」の作者,万城目さんのデビュー作。
これ,書いてた万城目さんが一番楽しかったんじゃないかなぁ。
★★★☆☆
このご...
読了後、まず思ったのは…うわぁ~くだらな~い!でもおもろ!(すんません、ここは某「世界の」ではなく、リュークでお願いしますm(__)m/笑)特にあの、レナウンて何…!?(笑)つい想像してしまったじゃあないですか~!(/ω\*)「ホルモー」とは何か!?新入生と一緒にわけも...
二浪の末京都大学に入学した安倍は、葵祭の夜、「京大青竜会」という謎のサークル
に勧誘される。新歓コンパで同じく新入生の早良京子に...
『鹿男あをによし』もおもしろかったが
同じ作者の、この本もおもしろい。
一度は譲ってもらった本なのですが、
また、返してしまったのです。
なかなか手元には、
戻って来そうにないので
図書館で借りました。
舞台は京都の学生サークル
主役は大学生。
奇想天外な
村上春樹氏の新作長編のタイトルは『1Q84』らしい。 さて。 舞台は京都。純情だけど自意識過剰で冴えない男子大学生。そして、憧れの君。 とくれば、森見氏の『四畳半神話大系』、『夜は短し歩けよ乙女』との比較を思わずにはいられない。 男汁度、いかがわ...
「ホルモー」
??
なんだそりゃ。
で、手にとってしまった。
舞台は、京都。東西南北津々浦々。オニがきたりて勝負を始める。
突拍子もない設定にここまで読ませる魅力があるのは、万城目学さんのうまさだと思う。
実際に「ホルモー」が開始されるまで...
前から読もうと思っていた一冊。文句なしに面白いです。この設定と世界観はすごいと思う。
鴨川ホルモー万城目 学 (2006/04)産業編集センター この商品の詳細を見る
初めて読む作家さんです。
なんで読もうと思ったんだったかな?
お...
こんばんは、メガネです。ただいま帰ってまいりました。あ、仕事は頑張って早起きして夕方までには終わらせましたよ。友達の披露宴の練習と、2次会の最終打ち合わせをしてきた帰りです。宴も兼ねた打ち合わせで、写真撮ってるヒマなかったので、愛車のオイル交換を待つ間に読
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鴨川ホルモー(文庫)
京都大学へ入学した主人公(安倍)は、
京都大学三回生のスガ氏から「京大青竜会」という
謎のサークルの勧誘を受けまし...
鴨川ホルモー (角川文庫)(2009/02/25)万城目 学商品詳細を見る
ありりー?またしても期待しすぎたか?
面白さがワカラナカッタ。
「ちょっと他...
小説「プリンセス・トヨトミ」がかなり面白かったので、『関西三部作』の残り1作、「鴨川ホルモー」も読んでみた。そして読了する直前にレンタルでDVD借りて読了直後に鑑賞。うん、これは映画もかなり良い出来(映画の感想は後日)
鴨川ホルモー 万城目 学 (著) 第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作作品。 デビュー作品でもあります。 これまでずっと横目で見ては流してきた作品。 実にくだらなく面白い。 またも
京都ならではの、「青春コメディ?」でしたね。
おぞましいはずなのに、思わず笑ってしまう。
伝奇小説っぽいのに、誰も死なない。
有る意味、健康な小説でした (^^ゞ