「恋はみずいろ」「唐草模様」「Y字路の事件」「約束の地」「酒肆ローラレイ」
「窯変・田久保順子」「夜を遡る」「翳りゆく部屋」「コンパートメントにて」
「Interchenge」
よび覚まされる記憶、あふれ出る感情、たち上がる論理。
言葉によって喚起される、人間のいとなみ。
ミステリー、SF、私小説、ファンタジー、ルポルタージュ…
あらゆる小説の形式と、恩田作品のエッセンスが味わえる「夢十夜」的小説集。
フランス文学者・杉本秀太郎による詩、俳句、短歌に秘められた謎と、
希代の新鋭画家による十のイメージに誘われた、摩訶不思議な十の作品世界。
私はこれ、あんまり好きじゃないです。
それぞれの短編の最初に載ってる詩との絡みも、私には難しくよくわからなかったです。
まとめられた意図がよくわからないし、途中で飽きて他の本に浮気したくなりました。
恩田陸作品は好きなものが多いし装丁が素敵だから期待したけど、期待はずれでした。
「続きを読みたい」ワクワク感もないし、「読んでいたい」心地よさもなかったのです。
拾遺物の「六月の昼と夜のあわいに」恩田陸さんの残念な一冊でした。
楽天からも購入できます。

「六月の昼と夜のあわいに」恩田陸
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自分の頭が悪く、読解力がないというのは重々理解してますが。
これは単純につまらないのではないか、と思う。
10篇あって10篇ともってのもなぁ、と思いながら読み終わりました。
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