イラストは徒花スクモ。書き下ろし。
相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ!
山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを
叩き潰さんとする無粋な良化「査問」委員会。
迎え撃つ図書館側にも不穏な動きがありやなしや!?
どう打って出る行政戦隊図書レンジャー!
いろんな意味でやきもき度絶好調の『図書館戦争』シリーズ第2弾、
ここに推参!――図書館の明日はどっちだ!?
今回もぐいぐい引っ張られて楽しく読めました。
前巻では脇役だった登場人物たちが主役になるエピソードが展開。
郁と肉親、小牧と毬江、柴崎の思惑、手塚と兄・慧(さとし)。
それぞれに掘り下げられる人間関係や内面。
―過去、思い、葛藤、確執が物語に厚みを増しています。
一見バラバラなこれらが繋がる終盤。内乱の中味は、
原則派と行政派と公正な中立者、
そして中央集権主義の介入という実態が見えにくい組織の闘い。
派手なバトルに変わって、水面下の諜報活動、
心理戦が見事に描かれていました。
隊員同士がいがみ合う話でなくてほっとしました。
この世界にどっぷり浸ってキャラクターたちに愛しさも。
小牧の熱い闘いに胸がじ~んとしました。
毬江ちゃんにはとてもかないませんけど小牧ラブです(照れ)。
「レインツリーの国」との関連もわかって、なるほど、と。
柴崎の美人ゆえの心模様に驚いたり納得したり(p163)。
中表紙の向き合う柴崎と郁はシルエットでいい雰囲気(たぶんp257?)。
査問が怖かったです(百回書け、p278)。
柴崎と手塚(実はいいやつ)の会話は互いの心の内が伝わってきて
ホロリとする、映画のような名場面(p342)。
一番の笑いのツボは、のらくろでした(それを言ったのがなまはげなのも…p199)。
印象に残ったフレーズ:「汚名を着てまで守りたいものがあるから、
図書隊員は隊と一緒に泥を被るんだと思う」(p66)/
だからあたしあんたが大好きよ、笠原。(p195)/
こいつの警戒網をくぐり抜けられる奴はいないのか、と内心舌を巻く。(p238)/
――あんたの部下であることが、あたしの誇りなのに(p275)
堂上の頭なでなでも増えて、郁との信頼関係もアップしたと思ったら、
この終わり方!。続編が待ちきれません!。
ということで、もう読み始めています(笑)。
関連情報 有川浩の読了本
・・
海の底 有川浩・・
レインツリーの国 有川浩・・
クジラの彼 有川浩・・
空の中 有川浩・・
図書館戦争 有川浩・・
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図書館革命 有川浩
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有川浩 2006 メディアワークス そこで切るかーーーーーっ!? ……というの
図書館内乱posted with 簡単リンクくん at 2006.11.18有川 浩著 / 徒花 スクモイラストメディアワークス (2006.9)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
図書館内乱オススメ!「両親攪乱作戦」図書特殊部隊(ライブラリー・タクスフォース)である笠原郁は、自分の所属を両親に内緒にしている。その両親が、郁の職場へ遂にやってきた。堂上、小牧、手塚、柴崎も何とかばれないよう協力するが・・・。「恋の障害」....
『図書館内乱』有川浩(メディアワークス)相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ! 山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを 叩き潰さんとする無粋な良化「査問」委員会。 迎え撃つ図書館側にも不穏な動きがありやなしや!? どう打って出る行政戦隊図書レン
図書館内乱有川 浩「図書館戦争」の続編。図書隊とメディア良化委員会の対立、図書館内での派閥の問題などを、主要メンバー一人ずつを主人公にした連続短編風に書いた物語。待ってました!私の「乙女心」を刺激する「図書館戦争」の続編です。郁の両親が図書館を見学する「
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笠原郁の両親が娘の職場訪問にやって来た。保守的な両親(特に母親)に娘が戦闘職種に居るなんて聞いたら間違いなく実家に連れ戻される!!……という訳で、郁は両親に隠し通す事を選ぶのだが、これがまた結構大変な事だった。(両親攪乱作戦)
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図書館シリーズ第2弾。私としては今回の方が好きかも。前回に比べ、戦闘シーンが極めて少なかったので、安心して読めました。戦闘シーンってあまり好きではないので。主要な登場人物の家族関係や過去などが少しずつ明らかにされます。こんな風に物語の世界が前作から広....
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著者:有川浩 図書館内乱価格:¥ 1,680(税込)発売日:2006-09-11
図書館内乱有川 浩 メディアワークス 2006年9月 両親には、戦闘職種への配属を白状できないまま関東図書館隊へ入隊した笠原郁。郷里の両親が、勤め先の図書館を見学に来るという。秘密を守り通せるのか・・・・・・・・・?郁を心配する両親
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うはぁ、めがっさ続きがすぐ読みたくなるこのラストめ!
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図書館内乱有川 浩おもしろいです~。なんていうかこうなってって欲しいなって思うところに驚きを混ぜつつ進んでいくのでかなり嬉しい。ほんとに明日からどうするんでしょうね、郁(笑)今回は短編のような繋がってる話。郁の両親が職場に見学(視察)にきたり、小牧さんを
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まるで図書館の内情とかに詳しい訳でもないし、本に関わるなんらかの勤めをしている訳でもない私の書く感想です。 どうぞひらにご容赦を。(何にだ) ↑こう書くと砂川みたいだな!(笑) 図書館戦争posted with 簡単リンクくん at 2006.10.18有川 浩著 / 徒花 スクモイラスト
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『図書館戦争』の続編です。ビックリしたことに、第2弾の『図書館内乱』を読む前に第3弾の『図書館危機』が発売されちゃいました。…『~内乱』は発売されてすぐに買っていたっていうのに…[:あせあせ:]新刊出るの、早いですね[:汗:]…って違う。私が読むのが遅い&積読期
図書館内乱 著者:有川 浩販売元:メディアワークスAmazon.co.jpで詳細を確認する 図書隊員・笠原郁の敵はメディア良化委員会だけとは限らない! ついに最大最強の敵、襲撃の時が!? 山猿、ついに田舎に帰る? すっかり魅了されております、有川浩氏の図書館シリーズ。プ
図書館内乱有川 浩『図書館戦争』(感想)に続くシリーズ第二弾。前作では図書館の自由、読む側の自由を守る為の、図書館隊と良化特務機関との戦闘も辞さない対立構造を軸に、敵に(敢えて敵と書こう)立ち向かっていく図書館員達を描き、敵見方がはっきり分かれて判りやす
☆☆☆☆・ 図書館内乱有川 浩 (2006/09/11)メディアワークス この商品の詳細を見る相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ! 山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを 叩き潰さんとする無粋な良化「査問」委
「図書館戦争」の正統な続編(というか続きの一話完結型物語)である「図書館内乱」読了しました。ドラマ好きで、キャラクター好きにはたまらないですね。amazonリンク 有川 浩図書館内乱 出版元メディアワークス初版刊行年月2006/09
図書館内乱発売元: メディアワークス価格: ¥ 1,680発売日: 2006/09/11売上ランキング: 4487おすすめ度 posted with Socialtunes at 2007/02/10図書隊のピンチ?聾唖者がヒロインの本を聴覚障害者に薦めたという罪状で小牧教官が捕まった。図書隊は全員熱く動揺。乙女の恋
ようやく読みました。ずっと積んだままにしてたんですけど・・・。う~いいなぁ、この世界観。今回はメディア良化委員会とのバトルはあまり激しくなかったようですが、その分登場人物一人ひとりにスポットが
図書館内乱有川 浩 メディアワークス 2006-09-11売り上げランキング : 27556おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools≪内容≫相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ!山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを 叩き潰さんとする無粋な良化「査問....
昨日より引き続き「図書館戦争」シリーズです。第2弾。これはホント面白いです。相も変わらずニヤニヤです。ハードカバーの単行本で、文庫3冊分くらいの値段はしますが、それでもよいです。(と思っていたのですが森博嗣さんのS&Mシリーズを2冊買ったら1,600円弱しました。文
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『図書館内乱』有川浩メディアワークス/2006.9.30/¥1600『汚名を着てまで守りたいものがあるから、図書隊員は隊と一緒に泥を被るんだと思う』 <ご紹介>白泉社『LaLa』+メディアワークス『電撃大王』で漫画化も始まった人気小説シリーズ第2弾。 シリーズ最終巻『図..
有川浩 現実の世界が、どんどんこの作品の世界に 近づいている気がして怖い。 作中に登場する小説『レインツリーの国』は、 本作発売の直後に実際に出版された。 先日読んだ 『図書館のプロが教える<調べるコツ>』には ある小説にでてくる童話が読みたい、 というレファ
図書館内乱出版社: メディアワークス (2006/9/11)ISBN-10: 4840235627評価:85点うーむ、楽しい。前作もそうだったし、著者の「くじらの彼」を読んだときにも感じたが、少女マンガなんだよね。絵とセリフになっているものを、そのまま文章につなげていった感...
図書館内乱
有川 浩 / / メディアワークス
ISBN : 4840235627
図書隊大活躍の2冊目です。
今回は堂上&笠原以外の図書特殊部隊のメンバーが中心になる話も盛り込まれてて、いよいよ「連ドラ」風味♪なんて思いながら楽しみました。
小牧に関してはちょっと意...
あんたこそ、――そんな顔で笑わないでよ。八つ当たりのような苛立ちがその不器用な笑顔にこみ上げる。そんな痛々しい顔で。自分が代われたらよかった、なんて考えてることが痛いほど分かるような顔で――
あたしを安心させるために笑わないで。(本文より)
「図...
『図書館内乱』有川浩
図書館内乱(2006/09/11)有川 浩商品詳細を見る
読書、自粛をしているものの、やっぱり読みたくなります。
現実逃避した...
図書館内乱(2006/09/11)有川 浩商品詳細を見る
先日、図書館内乱(文庫版)/有川浩 をよみました。
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-内容-
『図書館戦争』の続刊『図
ものすごい勢いで一気に読んでいるのですね(笑)
やっぱりはまりますよね、このシリーズは。
これを読むとやっと「レインツリーの国」の
意味がわかるというニクさ!
小牧は絶対浮気はしないだろうなぁ・・・。