「お、おがえりなさいませ、ごスずん様」本州最北端のメイドカフェで、だべ。
ちっこくて泣き虫で濃厚すぎる津軽弁。
日本代表クラスの「ドジッ娘」相馬いとの進化が、全速力で始まる。
津軽の奇跡、グルーヴィンな青春小説。
三味線にメイドという取り合わせの可愛い表紙イラストがイメージをアップしています。
方言コンプレックスから自分を変えようとした結果が何故かメイド喫茶のアルバイト。
お客様を出迎える言葉も「ごスずんさま」としか言えなくて、辛い日々。
泣いたり落ち込んだり、もう辞めようと思ったりの主人公は女子高生の相馬いと。
好きな三味線を弾かない理由は、田舎の思春期の女の子っぽくて説得力があります。
ひとクセもふたクセもある先輩メイドさん達や店長さん、オーナーさんやお客様達、
そして訛りも引っ込み思案も気にせず、仲良くしてくれる友達に励まされて、
少しずつがんばっていく筋立てです。
そんな矢先、ようやく手に入れた大切な場所が失われてしまいかねない事件が起きます。
初めて直面する人生の厳しい試練。
主人公は皆と一緒に、自分に出来るすべてを使って必死で立ち向かっていきます。
色々な事に後ろ向きで、もたつきながらもがんばる主人公にとてもほっこりしました。
「いとみち」越谷オサムさんの爽やかで個性的な良い青春小説でした。

楽天からも購入できます。

「いとみち」越谷オサム
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越谷オサムさんの書いた青春小説。
極端な津軽弁がコンプレックスで引っ込み思案な主人公の高校生が、打破するべく「本州最北のメイド喫茶」でアルバイトをはじめる。さまざまな ...
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ドジっ子で泣き虫で、祖母ゆずりのばりばりの津軽弁話者の女子高生・相馬いとは、人見知り克服のために、青森のメイドカフェのアルバ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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