仕事も、家も、家族までも失った男が旅にでた。
最後のパートナーに選んだのは愛犬・ハッピーだった。
自由気ままだったはずの「長いさんぽ」、その末にたどりついた場所とは――。
日本中が涙した大ヒット作、感動はコミックにとどまらなかった。
深い物語性に胸打たれた『カフーを待ちわびて』の著者が、小説として心を込めて書き下ろす。
望み続けるその先に、きっと希望があると思う。
どこにでもいそうな、冴えない妻子持ちの男とその飼い犬ハッピーの道行き。
家族以上のハートウォーミングで純粋な関係が紡ぎだす、切なく哀れで悲しい物語。
映画化された村上たかしさん原作の人気漫画「星守る犬」をノベライズした小説本です。
犬の目線で書いてあって、読み進めば進むほど、心洗われるようでした。
ハッピーが健気で、飼い主を真っ直ぐ見ていてくれていると思うと泣けてきます。
物語の底から際限なくつき上げられるような感動を抑えきれませんでした。
切ない優しさと悲しい結末でしたが、あふれ出る涙が清涼剤になってくれました。
漫画の方を先に読んで、久々に感動しました。
映画も泣けます。人生について、いろいろ考えさせられました。
原作:村上たかし「星守る犬」監督:瀧本智行 脚本:橋本裕志 音楽:稲本響
出演者:西田敏行 玉山鉄二 川島海荷余貴美子 温水洋一 濱田マリ 塩見三省
中村獅童 岸本加世子 藤 竜也 三浦友和
主題歌:平井 堅「夢のむこうで」(DefSTAR RECORDS)
製作:「星守る犬」製作委員会 配給:東宝
沢山のメッセージを含み、切ないですが何度も観たくなるような素晴らしい映画です。
「小説 星守る犬」原田マハさんの、多くの人に読んでもらいたい本です。


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「小説 星守る犬」原田マハ
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「おとうさんの手は、まほうの手なんだ。どんなにぼくの中で不安がふくれ上がっても、この手でなでられると、たちまち、ぼくは安心する」――。
ひたすらに生を愛してその瞳真っ直ぐなこころ受けとめて夏 小説・星守る犬 原田マ
本「星守る犬」原作/村上たかし,脚本/橋本裕志双葉文庫 原作はマンガらしいですね
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