ピンクのクラゲ“物体P"を退治せよ! 突然の命令にわたしたちは……。
次世代作家として注目される著者の最新作。
日暮誠は死んだミーニャのことを思い出すと瞬間移動した。吉原花菜は恋をすると体が浮いた。
そんな二人が中学の図書委員会で一緒になった。委員長の花菜とひとつ歳下の日暮。
おたがい想いを寄せながらもいつしかすれ違い―。それから六年。意外な形で二人は再会する。
花菜がハマった深沢アキ、彼女は日暮の母親だった。
しかも親友の穂先友美によれば、深沢アキにはピンクのクラゲがついているという…。
ちょっと気味が悪い物体・生き物や超能力を持った登場人物が出てくるのが特徴。
題名に釣られて読むと期待はずれ。サイキックが前面に出てくる話じゃありません。
読んでつまらない作品ではないです。まあまあ面白いけど中高生向きかなって感じです。
終わり方が余りにも単純で適当な感じがしたのが残念。
ライトノベル風ですが、もう少し頭をひねって読者を楽しませて欲しかったです。
地域念力?「東京ローカルサイキック」山本幸久さんの新境地かな。SF恋愛小説です。
楽天からも購入できます。

「東京ローカルサイキック」山本幸久
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