ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなジャンルの物語を書き分け、
多くの読者を魅了し続ける小説家・恩田陸さん。
汲めども尽きぬ物語の源泉はいったいどこにあるのでしょうか!?
ブラッドベリにビートルズ、松本清張や三島由紀夫まで、
恩田さんが大好きな本・映画・マンガなどを大胆奔放に語る、ヴァラエティに富んだエッセイ集。
恩田陸さんが大好きな小説、少女マンガ、映画について、軽やかに語るエッセイ集。
面白い本はすべてエンタメ。少女漫画と成長してきた。暗がりにいる神様は見えない。
3部構成で、それぞれの本・漫画・映画に対して自身の思い出を交えて語ります。
どんなものを読み、どんなことを考えてきたのか?作家へと導いてきたものは何か?
深い洞察力から広がる果てしない想像力。恩田陸さんの一面を知ることができて興味深いです。
独特の感性と世界観が魅力的。既読の小説や少女漫画の語りに興奮し面白く読みました。
懐かしすぎる気持ちで一杯です。恩田陸さんがとても身近な存在に感じられました。
独特の感性からの名言だったり、クスッと笑ってしまう部分が沢山ある本ですが、
どちらかと言うと、これらの小説や漫画を未読だと楽しみにくい一冊かなと思います。
今までの恩田陸さんのエッセイの「読者に読んでもらいたい!」という感じではなく、
読んだことがある人々に「ここ凄くなかった?」とか「私はこんな風に思うんだけど」、
みたいな感じで語られているような印象でした。
恩田陸さんが、どんな世界を小説で表現してくれるのか、これからも期待しています。
そして、どんな形でも、まだまだ面白い本を紹介する本を書いていただきたいです。
「土曜日は灰色の馬」恩田陸さんの物語の源泉を紹介するエッセイです。
楽天からも購入できます。

「土曜日は灰色の馬」恩田陸
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土曜日は灰色の馬作者: 恩田 陸出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2010/08/07メディア: 単行本ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなジャンルの物語を書き分け、多くの読者を魅了し続ける小説家・恩田陸。汲めども尽きぬ物語の源泉はいったいどこにあるのだろうか? ブラッドベリにビートルズ、松本清張や三島由紀夫まで、恩田さんが大好きな本・映画・漫画などを談丹奔放に語る、ヴァラエティに富ん...
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