江戸は深川。僅かな賃料と引き替えに、何でも貸し出す損料屋の「出雲屋」には、
つくもがみという妖怪と化した古道具たちがたくさん!
威張りんぼうで、そのくせ友情にあつく、噂話にお茶や焼き芋、いたずらが大好き―
主夫婦・お紅と清次のひとり息子十夜と幼なじみの子供らは、
つくもがみたちと様々な大騒動を繰り広げ、健やかに成長していく―。
出雲屋ご夫妻が主役だった前作から、今回は子供たちの話になっています。
前作から時間がたっていて、子供たちの世代にうまくシフトしていました。
妖怪変化の類なので祟ったりする筈ですが、このシリーズの付喪神達は可愛らしい存在。
百年の時を経た付喪神達と出雲屋夫婦と子供らのやり取りは独特の面白さです。
光景が目に浮かぶようで面白いです。大人たちももっと登場してほしいですね。
子供たちの世界が目線になったので、次に何が起こるのか楽しみながら読んでいます。
子供たちがこれからどう付喪神たちと接して成長していくか、わくわくします。
「つくもがみ、遊ぼうよ」畠中恵さんの作品らしく、とても微笑ましかったです。
目次「つくもがみ、遊ぼうよ」「つくもがみ、探します」「つくもがみ、叶えます」
「つくもがみ、家出します」「つくもがみ、がんばるぞ」
楽天からも購入できます。

「つくもがみ、遊ぼうよ」畠中恵
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20日~22日。 かなり前に読んだ「つくもがみ貸します」の続編。 続編と言っても前作は出雲屋の主人、紅子と清次が 主人公だったけど、今作はその数年後、 清次たちの子供の目線で描かれている。 でもやっぱり活躍するのは子供たちだけではなく、 付喪神たち。 今回…
100年たった器物は妖と化した付喪神になる。
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双六の付喪神との勝負を絡めながら、ちょっとした騒動に巻き込まれる子供達と付喪神たちのあれやこれやという感じであり、騒動の大元は結構重たい話でもあったりするのですが、いかんせん話をま...
時代小説 つくもがみ、遊ぼうよ シリーズ2巻目
つくもがみ貸します
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その子の十夜が主役の物語です
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われは器物が百年の時を経て妖と化した、付喪神である――。深川の古道具宇屋「出雲屋」には、百年以上の時を経て妖となったつくもがみたちがたくさん!清次とお紅の息子・十夜は ...
畠中恵 「つくもがみ、遊ぼうよ」
(amazon画像)
あらすじ
われは器物が百年の時を経て妖と化した、付喪神である。
損料屋の「出雲屋」には付喪神が数多く居た。
十夜と幼馴染の子供たちは付喪神と遊びたがっていたが
付喪神達はそれを嫌がっていた。
そんな中出雲屋に新しくやってきた双六のつくもがみ「そう六」。
そう六は、子供たちに...
つくもがみ、遊ぼうよ(2013/03/27)畠中 恵商品詳細を見る
畠中さんの作品を読むと癒される~
感想はこちら⇒くりきんとんのこれ読んだ
畠中恵の「つくもがみ、遊ぼうよ」を読み終えました。
新しいシリーズかなって思ったら、
「つくもがみ貸します」
の続編だった。
夫婦となった、お紅と清次の世代から
子供の十夜の世代での話
古道具屋兼損料屋の出雲屋の十夜
すおう屋の市助
鶴屋のこゆり
の3人と、付喪神が織りなす物語
前作と同じく
テンポも良くて平易で楽しい
どの話も、クスッと笑ってしまう場...
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