【収録内容】
01ゴルトベルク変奏曲~アリア (J.S.バッハ)-トマス・ハリス「ハンニバル」
02アヴェ・マリア (J.S.バッハ/グノー編)-有栖川有栖「双頭の悪魔」
03ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」~第1楽章/第2楽章 (タルティーニ)-高橋克彦「悪魔のトリル」
04月の光 (ドビュッシー)-中山七里「さよならドビュッシー」
05革命 (ショパン)-赤川次郎「昼と夜の殺意」
0612のエチュードop.8~第5番 ホ長調 (スクリャービン)-S.J.ローザン「どこよりも冷たいところ」
07歌劇「ホフマン物語」~舟歌 (オッフェンバック) (コナン・ドイル「マザリンの宝石」)
08雨だれ (ショパン)-アガサ・クリスティー「運命の裏木戸」
09ワルツ第14番ホ短調 (ショパン)-篠田節子「ソリスト」
10歌劇「トスカ」~歌に生き、恋に生き (プッチーニ)-深水黎一郎「トスカの接吻」
11ジムノペディ第1番 (サティ)-恩田陸「六番目の小夜子」
12アラベスク第1番 (ドビュッシー)-島田荘司「異邦の騎士」
13幻想即興曲嬰ハ短調op.66 (ショパン)-フレドゥン・キアンプール「この世の涯てまで、よろしく」
14ワルツ嬰ハ短調op.64-2 (ショパン)-フレドゥン・キアンプール「この世の涯てまで、よろしく」
15夢のあとに (フォーレ) (チェロとピアノ編)-北村薫「覆面作家は二人いる」
16トロイメライ (シューマン)-菅浩江「歌の翼に-ピアノ教室は謎だらけ」
17アベッグ変奏曲 (シューマン)-奥泉光「シューマンの指」
・全17曲収録
眠れない夜はクラシックの名曲と過ごそう!
選りすぐりの17曲を、ミステリーのスパイスも添えて豪華収録!
何世代、何百年と受け継がれたバラエティに富む美しいメロディを持つ、
クラシック音楽の名曲・秘曲の数々。
その中からバッハの「アヴェ・マリア」、ドビュッシーの「アラベスク」、
ショパン「雨だれ」など、特に人気のある名曲を数多く豪華に収録しました。
かつ、実はそれぞれ収録したクラシック音楽にはミステリー小説との関わりがあり、
ちょっぴりミステリアスなアクセントも同時に楽しめるアルバムです。
ピアニストであり、文筆家である青柳いづみこさんの案内で紐解かれる
「音楽」と「ミステリー」二つの世界の交差点。
聴けばミステリーを読みたくなり、読めばまた音楽を聴きたくなる。
眠れない夜にこそぜひ聴きたい魅惑の一枚です。
何より、純粋にクラシックの名曲集として最高のアルバム!
Spiral、ユニセフなどのポストカードでも大人気のイラストレーター、
おかべてつろう氏のネコと音楽のイラストも必見です。
ライナーノーツを開くとミステリー小説やミステリー映画にまつわるクラシックが一枚に。
「MYSTERY CLASSIC」というサブタイトル通りのコンピレーションアルバムです。
一曲目は映画。J.S.バッハ作曲の「ゴルトベルク変奏曲 アリア」×『ハンニバル』。
愛聴していたレクター博士の顔を思い出しながら聴くと背筋がゾクッとします。
他に映画化された中山七里「さよならドビュッシ-」や奥泉光「シューマンの指」など、
ミステリー小説の中に使われた、ピアニストをテーマにしたミステリーから、
海外ミステリーのコナン・ドイルやアガサ・クリスティーなど、ミステリーの王道まで、
作品と関連したクラシックの名曲を幅広く集めています。
本来は、これらの音楽をすでに知っていて読むのが一番いいのでしょうけれど、
後から音楽を聴いて読んだ時の事を思い出せば、より楽しめて理解できると思います。
読んだのが、かなり昔だと「この本に、こんな曲出てたっけ?」と不思議に感じたり、
全く知らなかったものなら、「この本、読んだことないけど面白そう。」と思えたり。
そういうことを考えていると、逆にどんどん眠れなくなってくるアルバムです。
楽天からも購入できます。

「眠れない夜に聴く。ミステリー・クラシック」
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