養老孟司氏推薦!
「ネコを知るにはこの1冊、とことんネコがわかる! 本」
《ニューヨーク・タイムズ》ベストセラー&NPRブック・オブ・ザ・イヤー受賞!
わたしたちにとってもっとも身近な動物であるネコ。
地球上に存在する数はなんとイヌの3倍!
でも、からだ全体で喜びや愛情を表現するイヌと違い、
ネコはめったに感情をあらわにしないミステリアスな生き物でもある。
ネコはいったい何を感じ、何を考えて行動しているのか?
ネコの幸福とは、ストレスとは?
人間動物関係学者である著者が、
野生から進化して人間と共存するようになったイエネコの1万年におよぶ歴史から、
わたしたちが考えるネコ像と実際の生態との違い、
一緒に暮らすためのヒント、
イエネコの未来までをわかりやすく解説する総合ネコ読本。
◆本書が教える、ネコについて知っておきたいこと◆
・ネコはどこからやって来た?
・ネコはわたしたちをどう見ている?
・どうすれば人なつこいネコになる?
・喉をゴロゴロ鳴らすのは本当にうれしい時?
・ネコが飽きないおもちゃとは?
全11章から構成されています。猫を動物行動学から一般人に解り易く書いてあります。
猫を実際に飼うと「この動作や行動は何?」と思うことがあります。
著者のジョンブラッドショー氏は自ら研究を行っている学者なので、かなり詳しいです。
行動学の特性上、解明されていない部分が多いので個々の意見、仮説が紹介されています。
たまに他の研究者の結果に懐疑的な姿勢をとるのが面白いです。
しっかりと論理立てて反論しているので納得がいきます。
生後3週間までの子猫の育て方と6週間経過後では性格や人間に対する反応が違うこと。
猫がごろごろのどを鳴らすのは猫が満足しているのではないこと。将来の猫の姿など。
どの章も「なるほどね!」と思うところや考えさせられたりすることもありました。
猫の歴史や人間と猫の違い、猫と社会の関わり等どこも興味深く読めていい本でした。
猫のことをよく知っておくためには読んでおいて損はないおすすめの1冊です。
楽天からも購入できます。

「猫的感覚: 動物行動学が教えるネコの心理」ジョン・ブラッドショー
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