絵本研究の第一人者、レナード・S・マーカスが行った、個性豊かな絵本作家7人のインタビュー集。
レナード・S・マーカス
1850年アメリカのニューヨーク州で生まれる。
大学在学中から子どもの本に関心をもち、80年代からは『ペアレンティング』誌などで継続的に書評を書く。
アメリカ児童文学界では、批評および子どもの本の歴史研究に関する第一人者である
最初に「日本語版に向けて」という文章で、欧米の絵本事情などを知ることができます。
作家たちが絵本という表現方法とどのように向き合ってきたかがよくわかる一冊です。
ロバート・マクロフスキー、モーリス・センダック、エリック・カールなど、
おなじみの絵本作家たちは言葉でどう表現するのか、について楽しむことができました。
子どもには絵本を与えるだけでいいと思っている人、マンガやアニメを毛嫌いしている人は
子どもの頃、絵本も児童書もあまり持っていなくて、
アメリカンコミックが大好きだったエリック・カールの発言を読んで考えてほしいです。
「英米絵本作家7人のインタビュー」レナード・S・マーカスさんの貴重なインタビュー集。
楽天からも購入できます。
- http://1iki.blog19.fc2.com/tb.php/2430-f45a18b9
トラックバック
コメントの投稿