おしゃべり大好きなお姫さま、わがまま放題のお姫さま、
失敗ばかりのお姫さま、運命のひとを探しつづけるお姫さま…
きっとそれは、あなたかもしれません。
これまでだれも語らなかった切り口で、お姫さまのことを語り、
一度も見たことがないようなお姫さまの姿を描きだしています。
『お姫さま図鑑』のなかには、シンデレラのように有名なお姫さまもいますが、
忘れ去られたお姫さまや、ほとんど知られていないお姫さまも大勢登場します。
それだけではありません。
『お姫さま図鑑』には、かずかずの物語や逸話、秘密、そして肖像画が集められています。
そのなかには、笑えるものや、おそろしいものもあれば、夢のふくらむものもあります。
でも、それだけではありません。
『お姫さま図鑑』にでてくるのは、お姫さまだけではないのです。
小石や日傘、それに口づけだってあります。庭や、王子さまや、黒い蝶。
それから世界地図や、神秘的なできごと。そして、もちろん恋……。
でも、これで終わりではありません。
『お姫さま図鑑』は、これまでだれも語らなかった切り口で、お姫さまのことを語り、
まだ一度も目にしたことがないようなお姫さまの姿を、描き出しています。
でも、それだけではありません……。
フランスからやってきた、大人のための姫本
この本に書かれた知られざるお姫さまの中には、きっと、あなたに似た姫が見つかるはず。
芸術的なイラストレーションと機知に富んだ文章で送る大人のための絵本。
今日放送のNHKの情報番組「あさイチ」の特選!エンタで紹介された、大人にお勧めの絵本です。
お姫さまになりたいあなた。お姫さまを探している王子様。お姫さまの扱いに悩む男子。
そんなみなさまにお薦めの絵本です。90ページで紹介されるお姫様の人数は35人です。
登場する様々なお姫さまたちは一癖も二癖もあり、相手をする王子様は大変でしょう。
容貌や性格、宮殿や食事や王子様や動物や愛用品など、彼女を取り巻くものを表現。
あらゆる切り口からお姫様について語りつくしています。絵も丁寧で、とても綺麗です。
ワインを彷彿させる赤を効果的に使った絵と、お姫さまを語るボキャブラリーの豊かさ。
フランス生まれの絵本らしいです。作者はお姫様のソムリエという印象を受けました。
しかも、それぞれの内容が互いに関連しあって世界観を成しているのがお見事。
きっと、あなたに近い、あるいは あなた好みのお姫様もみつかりそうな気がします。
どのお姫様もどこかの童話にいてもおかしくない感じ。こゆび姫とか可愛いと思います。
表紙のゲリラ姫が一番好きです。物憂げな美人ですが天使の顔をした悪魔です。
「お姫さま診断テスト」「お姫さまことわざ集」「お姫さま用語集」の、おまけ付き。
ユーモアのある構成も素敵。美麗な絵、スパイスの効いた楽しい文章も素晴らしいです。
「だれも知らなかったお姫さま図鑑」お姫さまに興味のないあなたも是非ご一読を。

楽天からも購入できます。

「だれも知らなかったお姫さま図鑑」文:フィリップルシェルメイエル、絵:レベッカドートゥルメール、訳:石津ちひろ
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