な、なんと、病弱若だんなが遂に嫁取りだってぇ!? お相手は、いったい誰なの~?
上方で大活躍した若だんなの評判を聞きつけ、仲人たちが長崎屋に押しかけてきちゃった!
けれど結婚したら、仁吉や佐助、妖たちとはお別れかもしれない。
幼なじみの栄吉にも何かあったみたいだし……。
いつまでも、皆で過ごすこの日々が続くと思っていたのにな――
ハラハラな新展開にドキドキのシリーズ第13弾!
このシリーズ、ずっと読み続けているので、この第13弾もとても楽しみにしていました。
いつもながら楽しく面白くて、今回もいっきに読んで満足しています。
今回の巻の特徴は神様がいっぱい出てくるところで、サプライズが続いて面白いです。
若旦那の一太郎がいる世界は、ほのぼのとしていて悪者がいなくてホント大好きです。
確実に年を重ねている登場人物たち。妖たちとの関係も微妙に変わってきています。
いよいよお嫁さんを迎えてもいい年になって、先々別れがあるなら、かなり寂しいです。
「仁吉と佐助の千年」、「栄吉の来年」、「寛朝の明日」など五編を収録。
若旦那と妖たちとの接し方が大人感覚になりつつある気がした今回の巻でした。
若旦那の成長とともに、みんなも成長しておとなになってるんだなあと思いました。
進歩した姿も嬉しいです。でも妖たちはきっと何年たっても変わらないんでしょうね。
末末「すえずえ」畠中恵さんの人気シリーズ。これまでどおりの楽しい展開に期待しています。

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「すえずえ」畠中恵
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「すえずえ」 畠中恵 著2015-22しゃばけシリーズ第13弾。長いシリーズになりましたね。相変わらず床に臥せってばかり
すえずえ(2014/07/31)畠中 恵商品詳細を見る
若だんなに縁談が
感想はこちら⇒くりきんとんのこれ読んだ
しゃばけシリーズ第13弾(たぶん)。
すえずえ――つまり、この先の時、の、こと。
このひとつ前の「たぶんねこ」(感想文は►コチラ)を読んだときにも感じた(忘れていたけど、さっき自分で書いた感想文を読んで思い出しました)、時が過ぎることによる大切な人との別れという切ない問題とどう向き合うか。その問いに、ひとつの回答が示される・・・ような。
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