[商品番号 : KKC-5677] [原盤番号 : BIS SA-2158] [SACD Hybrid] [Import] [日本語帯・解説付] [BIS / King International]
[収録内容]
ハイドン (1732~1809) :
弦楽四重奏曲 第31番 変ホ長調 Op.20の1
弦楽四重奏曲 第32番 ハ長調 Op.20の2
弦楽四重奏曲 第33番 ト短調 Op.20の3
キアロスクーロ四重奏団
アリーナ・イブラギモヴァ (1st ヴァイオリン)
パブロ・エルナン・ベネディ (2nd ヴァイオリン)
エミリー・ヘルンルンド (ヴィオラ)
クレア・ティリオン (チェロ)
セッション録音 : 2014年2月 / センデザール (ブレーメン)
SACDハイブリッド盤。今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。2016年4月、団としての初来日は大成功をおさめました。BIS初登場となる期待の新録音ではハイドンに挑みます。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団は仏Aparteレーベルよりベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております。
今回収録されたのは6つの弦楽四重奏曲Op.20より第1~3曲(弦楽四重奏曲第31~33番)です。全体を通し活気を保つ第31番変ホ長調。第1楽章のソナタ形式は均衡を保ち楽想の配分も巧みです。フィナーレはソナタ形式によっており、ほとんど一貫して強奏されております。第32番ハ長調。第1楽章はモデラートのテンポによるソナタ形式で、第1主題の構造は堅固で構築的です。第2楽章はカプリッチョと注記されて、二部分から構造上の自由さがあります。第4楽章は、「四主題フーガ」でコーダに入るまでは一貫してソット・ヴォーチェで演奏されています。第33番ト短調。第1楽章のソナタ形式は堅固に構築され、第1主題が支配的です。展開部でも各フレーズが第1主題によって開始されます。ハイドンの旋律的パラフレーズがあらわれる作品です。キアロスクーロ四重奏団のキリっとしまった演奏はハイドン向き。美術用語で、コントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味する''Chiaroscuro (キアロスクーロ)''らしい陰影に富んだ演奏と言えましょう。

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ハイドン / 弦楽四重奏曲集 キアロスクーロ四重奏団 CD
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