大半が初出音源 ! 音質良好 ! 絶品揃い !
Profilのリヒテル第2弾はシューベルトBOX / 国内盤で登場 !!
[商品番号 : KKC-5732/41] [原盤番号 : PH-17005] [10CD Box] [特製カートンボックス] [日本語帯・解説付] [596'04''] [Import] [Profil / King International]
リヒテル・プレイズ・シューベルト / Sviatoslav Richter plays Schubert ~ Live in Moscow
スヴャトスラフ・リヒテル (ピアノ)
ベンジャミン・ブリテン (第2ピアノ / CD10-1)
ニーナ・ドルリアク (ソプラノ / CD10-1)
リマスタリング & サウンド・デザイン : 2016年 / ホルガー・ジードラー (THS-Studio)
スヴャトスラフ・リヒテル(1915.3.20~1997.8.1)、壮年時代(35歳~49歳)にモスクワ、キエフでのこしたシューベルトのライヴ音源がまとまって発掘され、ドイツ・プロフィール・レーベルから10枚組のCD BOXで発売されました。Profilがドイツの放送局に眠るリヒテルの音源を調査したもので、当時ソ連の放送局から提供されたマスターテープを中心に制作された今回のBOX、なんと6割が完全な初出、2割が本邦初出となる音源。大半がリヒテルの膨大なディスコグラフィーにない初出ものです。
リヒテルの真骨頂といえばシューベルト。「さすらい人幻想曲」はリヒテルが自らを「放浪者」と宣言、高く評価していた作品。1963年EMIへの有名な録音のほか、前年のモスクワ・ライヴも収録。こちらは初出。絶美の演奏で言葉を失います。
ピアノ・ソナタは8作品を収録。同曲異演が4つあるため12もの演奏を堪能することができます。ことに第21番変ロ長調の1957年5月9日モスクワ・ライヴは、かのグレン・グールドが列席し「リヒテルの催眠術でトランス状態へ連れて行かれた」と評した伝説の演奏。国内初発売となるこのCDで、グールドが受けたショックを追体験できます。
リヒテルのシューベルト解釈を探求するうえで貴重な版違いの演奏を3曲集めています。即興曲第3番D.899は原曲通りの変ト長調版と、半音上げたト長調版。「3つの小品」第1番は現行版と、シューベルトがのちに削除した別エピソードを含む完全版。ピアノ・ソナタ第6番は3楽章版と2楽章版です。いずれも後者の版は今日弾く人がいないため超お宝音源です。
さらに魅力は、リヒテル夫人でソ連を代表するソプラノ、ニーナ・ドルリアクを独唱にリヒテルが伴奏を務めた音源が収められていること。「冬の旅」「白鳥の歌」からの名作をリヒテルのピアノで堪能できます。(お断り:ロシア語歌唱のため歌詞対訳は添付しておりません)
最後の超お宝音源は、10枚組セットの最後に入っている「魔王」。リスト編の超難曲。35歳のリヒテルが唯一のこした音源を初復刻・収録。思わず身震いするほどの凄み。魔力を感じさせます。
大半は入手困難なうえ、復刻新音源を用いているため大歓迎。復刻音源の音質も評価の高いホルガー・ジードラー(THSスタジオ)のマスタリングで文句なし。さらには充実した日本語解説書つきで、永久保存盤の価値を高めました。極め付きは国内盤CD10枚組として驚きの価格で発売されること。あらたなリヒテルの名盤誕生。ピアノ音楽の財宝です。
解説 : オリジナル・ライナーノーツの和訳 / 全曲目解説 / 演奏者紹介を含む24ページ

楽天なし
リヒテル・プレイズ・シューベルト/スヴャトスラフ・リヒテル CD
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