装画は七戸優。「五つの棺」でデビュー。
「沈黙の教室」で日本推理作家協会賞受賞、
本格ミステリからホラーサスペンスまで幅広いジャンルで活躍。
「倒錯の死角」「倒錯のロンド」「異人たちの館」「倒錯の帰結」「被告A」
「黙の部屋」など叙述トリックにこだわり、
独特の凝った仕掛けで仰天させてくれる折原一の最新作。閉め切ったワゴン車で練炭を使い集団自殺をした叔父:羽鳥四郎。
しかし叔母:中西友恵は叔父は殺されたと主張し、叔父の会社を手伝っていた
ぼく:一方の語り手:坂本一平に叔父の死の真相を探ることを命じます。
遺族として他の自殺者の家族と会ううち、
この集団自殺を以前から追いかけていたルポライター:もう一方の語り手が
いたことを知ります。
監視されている気配を感じていた坂本一平に魔手が。
これまで自分が読んできた蓄積のせいか早めに犯人の目星はつきましたが理由は・・・。
事件のドキュメンタリータッチは、今回もスリリングな雰囲気で楽しませてくれます。
- http://1iki.blog19.fc2.com/tb.php/33-c8efa93d
トラックバック
グッドバイ―叔父殺人事件折原 一 2005年 原書房 P.340★★★★★「一人じゃ死ねないんですか?」「そうする勇気がないんです。みんなでやれば怖くないっていうか、薬を飲んで、練炭で中毒すれば簡単に死ねるじゃないですか。僕は飛び下りとか、海に入るとか、苦
叔父がネットで集団自殺いや偽装殺人だと叔母は言いぼくは「捜査」を命じられ誰かが僕を狙い始めた。集団自殺事件を巡る「真相」「犯人」・・・
叔父殺人事件―グッドバイ (講談社文庫)(2008/11/14)折原 一商品詳細を見る
グッドバイ―叔父殺人事件 (ミステリー・リーグ)(2005/11)折原 一商品詳...
テンプレート変更されたんですね、ウサギのワンポイントが
可愛いよね
折原作品はこの作品しか読んでないようですね、彼の作品
は続けて読まないほうがいいですよ、ワンパターンなんです
3冊読んだらその後の作品はバレバレです。
でも毎回文句ばかり書きつつも読んでしまうんですよね
なんだか変な味のある作家さんという印象です。