粋な提案
読書の喜び、ご一緒に。本の書評・ブックレビューです。
心臓と左手・座間味くんの推理 石持浅海

カバー・目次・扉デザインは泉沢光雄。初出「小説宝石」。連作短編集。
警視庁の大迫警視は通称「座間味くん」と書店で再会。数年前ハイジャック事件で子供を守り好感。食事に誘い解決済み事件の話をすると事件の姿を一変させる解釈が…。
ジャンルは安楽椅子探偵もの。話から事件の盲点を見抜き、裏に隠されていた謎を解く座間味くん。一編がとても短かくシャープで予想外の推理に驚きの連続。毎回違う料理が美味しそうです。
最終話はハイジャック事件から11年後。当時人質で12歳になった玉城聖子が語り手。事件の落とした影。恩人が語る根拠ある想像。憶測で言っていいことなのか疑問に思い、聖子の立ち直りの早さに戸惑いも感じましたが、希望の持てる結末がよかったです。おすすめ。
目次:貧者の軍隊/心臓と左手/罠の名前/水際で防ぐ/地下のビール工場/沖縄心中/再会
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石持浅海 | コメント(22) | トラックバック(15) | ↑ページトップ
この記事へのコメント
BEE | URL | 2007/11/02 (金) 16:15
これも飲みにいきたくなるお話でしたね。
どの話も座間味くんの推理で事件の容貌が一変して凄かったです。
最後の話はちょっと残酷ですね。
憶測だけでなんの証拠もないのに。
最後もあまり釈然としませんでしたが、聖子ちゃんには頑張って欲しいと思いました。
座間味くんの仰天の推理とおいしそうなお料理の数々。胃が刺激されました。
おいしいお店で個室まで…の大迫警部。お近付きになりたいです〜。
でもきっと座間味くんだけの特別待遇(笑)。
藍色 | URL | 2007/11/05 (月) 02:20
飲みに行きたくなりましたね〜。座間味くんの分析・解釈に驚きの連続でした。
そう、最後、釈然としませんでした。聖子ちゃんの思い切りのよさには眩しさも。
藍色 | URL | 2007/11/05 (月) 02:49
トラバ送らせてもらいました。
座間味くんの推理で、事件の見方がぐるっと変わるのに感心しました。
たいへんおもしろい本を紹介していただいてありがとうございました。
みなさんも指摘していますが、ラストの話にはちょっと違和感があります。
小学生に自分の親をあんな風に言っちゃっては・・。
トラバいつもありがとうございます。
シンプルに事件の姿を変えてみせる座間味くんの推理に驚かされましたね。
t-saitoさんもとっても楽しまれたみたいで、お役に立ててうれしいです。
ラストのお話、小学生にそこまで話して良かったのか…疑問と違和感が残りました。
藍色 | URL | 2007/11/08 (木) 02:52
座間味くん、結構お気に入りキャラだったので嬉しい再会でした。
お酒とごはんがおいしそうでしたよね。飲みに出かけたくなりました。
ラストはちょっと苦かったですね…
月の扉のキャラも好きだったんですけど、犯罪の裏にはこういう人たちがいるのですよね…
ちきちき | URL | 2007/11/17 (土) 18:33
「月の扉」読まれてて、お気に入りの座間味くんとの嬉しい再会だったんですね。
どのお店もおいしそうでしたね〜。あれもこれもって目移りしてました(笑)。
ラストはちょっと苦くて辛かったですね。
犯罪の裏で暗躍する人たちも…。また座間味くんに会いたいです。
藍色 | URL | 2007/11/19 (月) 03:11
へ〜〜〜の連続でした。
個室の料理屋さん、おいしそうでしたね。
佐伯さんの携帯がメモリーつきで欲しい。
なな | URL | 2007/11/29 (木) 01:01
解決したはずの事件から導き出される物語、驚きがいっぱいでしたね。
料理おいしそうでした。大迫警視の携帯メモリー、石持さんに尋ねる手も(もっと困難?笑)。
藍色 | URL | 2007/11/30 (金) 16:08
大迫警視から事件のあらましを聞いて、座間味くんが予想外の推理をするので、へぇ〜という感じで読みました。
座間味くんの普段の生活がわかるのも楽しかったです。
それにしても、『Rのつく月〜』もそうでしたが、美味しそうな食べ物がたくさん出てきましたね。
石持さんはグルメ路線でいくんでしょうか。(笑)
mint | URL | 2007/12/17 (月) 19:24
どれも座間味くんでないと思いつかないような推理、驚きの連続でした。
登場する間隔が開いてて、私生活が少しづつ垣間見える楽しさもありましたね。
今回も料理が美味しそうで…お腹は空きますがグルメ路線を続けてほしいです(笑)。
藍色 | URL | 2007/12/20 (木) 04:31
どうもー
短編の小気味よさと座間味くんのキレぶりが読みどころなんでしょうが、
ちょっと、さらっとしすぎてた感があります。
藍色さんの感想にも頷いたりして。
石持さん、やっぱ長編読みたいっすねー
短くキレすぎてて記憶には残りにくいかもですね。感想に頷けました?嬉しいです。
「扉は閉ざされたまま」みたいな読み応えのある長編、また読みたいですね〜。
藍色 | URL | 2008/02/17 (日) 04:23
聖子は小学6年生なのに、聡明だな〜と思い読んでました。
最後の「再会」、それまでとは異なる直接対面の出来事にドキドキしました。
あの事件が原因なのか元々の資質なのかは謎ですが、聖子の聡明さに驚きでした。
藍色 | URL | 2008/02/20 (水) 17:35
このごろそんな読書が多いワタクシなのでした。
お料理もある意味ミステリだからかしら?
なんていまふと思いました。
ふらっと | URL | 2008/04/07 (月) 18:56 | 編集
おいしいお料理とミステリってよく見かけるのできっと相性がいいと思ってます。
調味料の加減や煮込み時間、お料理と共通してて作家さんの腕前が楽しみです。
藍色 | URL | 2008/04/08 (火) 17:39
TBありがとうございました。
座間味くんの推理、
角度を変えた見方、
おもしろかったです。
お料理もおいしそうでしたね。
kazu | URL | 2008/08/01 (金) 16:28
座間味くんならではの視点、面白かったですね。
おいしそうなお料理に目を奪われました。
藍色 | URL | 2008/08/03 (日) 04:29
安楽椅子探偵モノの作品だと、しばしば、「筋は通っているけど、根拠が弱いな」と感じることがあるのですが、あくまでも「一つの解釈」としての部分での解決編というのは、そういう欠点を上手く回避したな、という風に感じました。
まぁ、座間味くんにしても、『再会』の聖子にしても、キレすぎ、というのは思いますが(笑)
解釈の発想に意表を衝かれました。
座間味くんに聖子ちゃん。
キレすぎキャラが、石持浅海さんらしさかもです。
藍色 | URL | 2009/01/23 (金) 05:17
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座間味くんの推理のキレもさることながら、出てくるお料理がおいしそうでしたよね。
こんな風にちゃちゃっとおいしいお店に
連れて行ってくれる(しかも個室!)
大迫にラブです(笑)