2007/11/12

渋谷に里帰り 山本幸久

装幀は岩瀬聡。NHK出版ホームページ連載を加筆修正・再構成。
主人公、峰崎稔は32歳で食品会社の冴えない営業マン。
ある日、寿退社する先輩営業ウーマンの坂岡千明から
渋谷エリアを引き継ぐことに。
12歳で引越した苦い思い出を胸に通い始めた渋谷で…。
粋のいい会話が楽しくてスイスイ読めました。
感情ゆたかで精力的な千明の言動に押されっぱなしの稔。
でも一緒に取引先を回りながら癖のあるオーナーたちへの応対や
仕事への取り組みを見て、前向きになっていきます。
渋谷に住み続けている幼なじみとの再会。仕事で歩き回り、
失っていた土地カンや懐かしさが甦生。
上司椎名とのやりとり。
隣のビルの八時半の女:今優里(こんゆり)とのデートでの発見。
…稔や周囲の人たちを生き生きと描き、
率直な会話で気持ちがよく伝わってきます。
喜怒哀楽が乏しいと言われる稔にシンパシーも。
ラストのサプライズにはビックリ!。
仕事への姿勢が変わり少しずつ成長する稔。
頑張る様子に心で応援。「負けるものか」って
自分に言い聞かせる青年らしさが爽やかでした。
そして電力館に行ってみたくなりました。
脳内BGMは鈴木雅之さん&菊池桃子さんの『渋谷で5時』
(知ってる方います?笑)。おすすめ。
関連情報 山本幸久の読了本
・・美晴さんランナウェイ 山本幸久
渋谷に里帰り
4140055316

渋谷に里帰り 山本幸久

テーマ : 読書感想文 - ジャンル : 小説・文学

この記事へのコメント

こんにちは。
楽しんで読めましたね〜。
パワーある千明さんに影響を受けて、稔が変わっていくのが良かったです。
脳内BGMの『渋谷で5時』、いいですねぇ。
知ってる人は、少なくとも一人はいますから大丈夫よ。

mint | URL | 2007/11/12 (月) 10:58

わかります!

こんにちは。
「渋谷で5時」わかります〜(笑)
作中でもそれに絡めたツッコミがありましたよね。
時々有線でかかるし、未だに根強いファンがいる曲なんでしょうね。
泣いて笑って、グっときて、
本当に素晴らしい作品でした。

BEE | URL | 2007/11/12 (月) 11:30

こんばんは。
私にとっては初山本さんでしたが、楽しんで読めました。
感情豊かなバリキャリ千明さんがちょっと羨ましくもありました。
ラストは明日も頑張ろうと思える本でした。
『渋谷で5時』、残念ながら知りませんです。

りょう | URL | 2007/11/12 (月) 21:18

とても楽しく、ときには厳しく、そして最後は爽やか。
あのサプライズにはもう大爆笑!
話そのものはストレートでしたが、とても起伏のつけ方が上手いなあと感じました。
山本さんにはずっとこんな作品を書いて欲しいですね。

自分も150Pを読んだとき、「今日は渋谷で5時〜♪」と勝手に脳内でBGMが流れてしまいました(笑)。

リベ | URL | 2007/11/13 (火) 00:14

mintさん、こんばんは。
千明さんのパワー、すごかったですね。稔の成長を微笑ましく読めました。
『渋谷で5時』喜んでいただけました?。mintさんもご存知で安心しました(笑)。

藍色 | URL | 2007/11/14 (水) 01:15

BEEさん、こんばんは。
いろんな気持ちを呼び起こしてくれる、魅力に満ちた作品でしたね。
「渋谷で5時」、時々有線で…ってことは割と有名なんですね。ツッコミ、笑えました。

藍色 | URL | 2007/11/14 (水) 01:29

りょうさん、こんばんは。
山本さん初読みだったんですね。評価が高い本なのでいい出会いをされたと思います。
千明さんの明るさ聡明さって羨ましいですよね。元気をくれるラストでした。
『渋谷で5時』、軽快でノリがいいデュエットソングです(って思ってます)。

藍色 | URL | 2007/11/14 (水) 01:41

リベさんへ。
楽しさや厳しさ、戸惑ったりなごんだり起伏に富んだ物語、上手でしたね。
爽やかなラストに魅了されました。
あのサプライズって伏線も効いてましたね。
山本さん、こういう作品で進んでいってほしいです。
そうそう、p150で脳内スイッチがオンになったのでした(笑)。

藍色 | URL | 2007/11/14 (水) 02:02

藍色さんの「粋な提案」がお気に入りで、
時々お邪魔してます。
山本さんの作品は好きなので、ほとんど読んでますが、
この本はまだ読んでません・・
皆さんのコメントも読んで、是非読んでみたくなりました。
山本さんの作品はキャラクターが良いですよね。

「渋谷で5時」もちろん知ってまーす。

てん | URL | 2007/11/14 (水) 09:47

てんさんへ。
時々来てくださってたんですね。ありがとうございます。
山本さんの作品をほとんど読まれてるんですか?すごいです。
この本、みなさんのコメントの通り、とってもよかったですよ。ぜひ(笑)。
山本さんの作品ってキャラクターが生き生きしてて魅力的ですよね〜。
「渋谷で5時」ご存知の方が多くて心強いです。
読まれたらまたお気軽に書き込みされてくださいね。他の記事もOKです。
もしブログサイトをお持ちでしたらトラックバックも歓迎ですよ。

藍色 | URL | 2007/11/15 (木) 16:52

藍色さん こんばんは。
爽やかな作品でしたね。
個性的キャラもリンクも楽しめました。
「渋谷で5時」もちろん知ってますよ〜。
菊池桃子だったっけ?!あぁ記憶力がぁ(笑)
今の若い子知らないんだね〜。←しみじみ

naru | URL | 2007/11/21 (水) 19:01 | 編集

こんばんは。

いい感じだったし、なんといっても読後感が爽やかでしたね〜。
渋谷にいい印象がなかったのですが、好感度アップ?
職場の人たちも楽しくて、特に椎名あたりには再登場願いたいです。

ちきちき | URL | 2007/11/22 (木) 22:31

naruさん、こんばんは。
読後、爽やかな気持ちになれましたね〜。個性的な登場人物たち、笑えました。
「渋谷で5時」ご存知でうれしいです。ハモる際は私が鈴木さんしますよ(笑)。
電力館のゲルマニウム炭酸温浴の後、ホットパンツのお好み焼きでいかがでしょう?(笑)。

藍色 | URL | 2007/11/24 (土) 03:15

ちきちきさん、こんばんは。
気持ちのいい読後感でしたね。渋谷のお店情報もこれでバッチリかも?(笑)。
キャラがみんな立ってたのでスピンオフも面白そうです。椎名も有力候補ですね。

藍色 | URL | 2007/11/24 (土) 03:30

こんばんは。
とても楽しく読めましたが・・。
「渋谷で5時」は知りません。
って言うか、渋谷行ったことがないし・・(笑)。

トラックバックを送らせてもらいました。

t-saito | URL | 2007/12/04 (火) 19:42

t-saitoさん、こんばんは。
トラックバックありがとうございます。楽しまれたみたいでよかったです。
「渋谷で5時」はラジオでよく流れてたので、御存じないのは不可抗力かもです。
渋谷は、NHK杯全国高校放送コンテストで行ったきりなので記憶もおぼろです。
…くわしくは、豊島ミホさんの「檸檬のころ」の記事をご参照ください。
渋谷が舞台なのは、NHKがあってNHK出版だから?って推理してます(笑)。

藍色 | URL | 2007/12/07 (金) 04:38

やっぱり実在のお店が描かれてたんですかね?
わたしも渋谷に一時住んでたので、なんだか懐かしく読んだ作品でした。

まみみ | URL | 2007/12/16 (日) 22:43

まみみさんへ。
たぶん取材もされたと思いますので、エッセンスはあるのでは?。
住まれてた頃に見ていた景色など、ノスタルジックな気持ちになられたでしょうね〜。

藍色 | URL | 2007/12/20 (木) 04:19

「渋谷で5時」知ってますよ〜〜。桃子ちゃんのさびの部分しかいないんじゃないの?ってところがこれまた妙にグッドで。(笑)
渋谷にやや近いところ出身なんですけど、そうですね〜、私もかなり行ってないです。文化会館がなくなったのはニュースで知ってるんですけど、まだこの目で見てなくて。渋谷、この歳になると歩く道が変わりそうです。(爆)

じゃじゃまま | URL | 2007/12/21 (金) 23:04

じゃじゃままさんへ。
「渋谷で5時」ご存知でした?そうそう、桃子ちゃんワンポイント的でしたね(笑)。
ご出身が渋谷の近くなのですね。近いと案外、行かないことってありますね。「歩く道が変わりそう」ってことは詳しいという事で…道案内お願いしてもいいですか?(笑)。

藍色 | URL | 2007/12/23 (日) 04:30

おはようございます。藍色さん。
ぶつぶついいながら前向きに進んでいく姿がとても印象的でした。
私の中では、山本さんの作品では、久々のヒットでした!

ゆう | URL | 2007/12/23 (日) 09:47

ゆうさん、こんばんは。
不満はあっても、いい刺激を受けて前向きに変わる稔、よかったですよね。
山本さんはまだ二冊目ですが、かなりイメージアップしました。

藍色 | URL | 2007/12/25 (火) 23:22

覇気もやる気もない峰崎君の変貌振りが目覚しかったですね。
やはり椎名さんが自分で言っているように、上司の采配ゆえでしょうか。
こんなにがんばれるならどうしてもっと前からちゃんとできなかったの?とちょっぴり思ってしまったのも事実です。笑

ふらっと | URL | 2007/12/28 (金) 06:58 | 編集

ふらっとさんへ。
稔の変貌、驚きましたね。上司の采配…相性もあるのかも。
あの茶目っ気いっぱいのセッティングを思いつかせるほどリラックスできる間柄、
まさに、チアキさん効果おそるべし!!です(引用しちゃいました、笑)。

藍色 | URL | 2007/12/29 (土) 02:40

TB通りましたか?
渋谷という街に、私は去年初デビューしましたが、あの殺人的な人の多さに恐れをなしました。あそこで生まれ育つ、という感覚って、珍しいものなんでしょうね。男の子が大人になる時・・なんでしょうが、男の子って大人になるのに時間かかりすぎです(笑)

ERI | URL | 2008/01/08 (火) 22:23 | 編集

ERIさんへ。
TBいずれも通ってません。お手数ですが再TBお願いします。
渋谷って今そういう雰囲気なんですね。一面では活気があると言えるのかもしれません。男子成人物語になるほど〜。男の子の母親の実感ですね(笑)。

藍色 | URL | 2008/01/09 (水) 14:12

こんばんは。
何も事件が起きない物語なのに、なんだか面白かったですね。
「渋谷で5時」頭の中をぐるぐる回ってました!

なな | URL | 2008/01/10 (木) 23:25

ななさん、こんばんは。
大きな事件は起きなくても暮らしや仕事の中にある面白さを上手に描いてた気がします。
「渋谷で5時」エンドレスだったんですか!?繰り返され過ぎるとちょっと辛いかも。

藍色 | URL | 2008/01/11 (金) 05:14

こんばんは

遅ればせながら、うちの図書館でも、この本を借りることができました。主人公が元気になるのにあわせて、ちょっとだけ元気をもらったような気がします。業務引継ぎだけのドラマですっきりさわやか...っていうところでしょうか。
「渋谷で5時」....しっかり知ってます。読み始めてからすぐに頭の中でまわりはじめました....(笑)

Kiyochan | URL | 2008/02/13 (水) 01:55 | 編集

Kiyochanさん、こんばんは。
業務引継ぎで変わっていく主人公から元気を受け取れましたね。爽やかでした。
「渋谷で5時」読み始めからでしたか?きっと楽しく軽快に読めたことでしょう(笑)。

藍色 | URL | 2008/02/15 (金) 04:16

肩の力を抜いて読めました。
坂岡女史も良い人でしたね。

つばめ | URL | 2008/11/14 (金) 16:22

つばめさんへ。
肩の力を入れずに読めましたね。
会話が楽しかったです。

藍色 | URL | 2008/11/15 (土) 05:05

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