イラストは徒花スクモ。書き下ろし。シリーズ第4弾完結巻。
原発襲撃テロから作家を狙うメディア良化委員会。
司法対決も描きながら今回の任務は要人警護。
過去の事件の後日談もさりげなく織り込まれ、
「無関心」 「善意の押し付け」の問題提起。
「表現の自由」について考えさせられたシリーズでした。
郁と同じくキャラ読みなので後は完全にミーハーモードです。
中表紙に「わぉ!」出だしは予想通りカミツレデート。
自分に突っ込む郁と余裕(黙認?)の堂上に、
のっけからベタ甘ラブコメ全開っ!(笑)。
以下「うひゃぁぁぁ」とあちこちで内心絶叫、身悶えしつつ読みました。
柴崎と手塚は業務がらみの「担保」に唖然、そうきたか~と(笑)。
小牧と毬江ちゃんはしっとり大人の雰囲気にうっとり。
本の好みや堂上と小牧の違い:
リーダーの条件は面倒見の良さのエピソードも。
いぶし銀健在の稲嶺司令の迫力、
復帰した玄田隊長の野獣の頼もしさにほれぼれ。
柴崎は手塚兄・慧との高次元の交渉で鋭く周到な明晰さを発揮。
さすが柴崎麻子様です。
大外刈りに続いて怒りの鉄拳炸裂を浴びた堂上の受難。
…増長の自業自得でしょう(おともだちパンチでは収まりませんでしたね、笑)。
「泣くな。笑えよ。ここからお前一人で警護するんだ、しっかりしろ」
預けられた階級章の重みと心強さ、堂上の台詞に込められた想い、
励ましと信頼に感涙。達成を確信してました。
恐るべし大阪のおばちゃんパワーに大爆笑。
そして爽快で幸福感に満ちた大団円。
郁の成長ぶりに感慨深いものがあります。
恋と笑いとノンストップアクションを堪能。面白かった~。
満足、充実の読書でした。
終了は残念ですが、あとがきで「ひとまず」とありますから
短編・続編も期待できそうですね。
関連情報 有川浩の読了本
・・
海の底 有川浩・・
レインツリーの国 有川浩・・
クジラの彼 有川浩・・
空の中 有川浩・・
図書館戦争 有川浩・・
図書館内乱 有川浩・・
図書館危機 有川浩・・
塩の街(文庫・単行本) 有川浩
「図書館革命」有川浩 楽天からも購入できます。
「図書館革命」有川浩
- http://1iki.blog19.fc2.com/tb.php/357-bc24ab7e
トラックバック
有川浩氏は「姉さん」と呼ぶべきか、姐さんと呼ぶべきか、それが問題なのです。 待ち
[http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/22/3f/blacktomcat1927/folder/1031914/img_1031914_38044859_0?1194723275.png][http://www.amazon.co.jp/gp/product/4840240221?ie=UTF8&tag=ranaps-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4840240221 図..
有川浩 2007 メディアワークス 読み始めたら止まらない。待ち焦がれていた続
本ブログ、勝手に推奨作家である有川浩さんの新作ですよ。図書館シリーズ完結編、「図書館革命」読みました。とうとう、終わっちゃいましたね。出版される前は楽しみでしたが、読み終わった今となっては、なんか寂しい感じ。シリーズ物が終わると、いつもこんな感じですよ..
図書館革命 最終巻発売を知ったのは三巻目を読んでいるときだったので、間に合うようにと読み進め、何とか前日までには読み終わりました。で、前日には読み終わっていたので、ひょっとしてフライングで発売していないかなぁとバイトが終わってからバイト先の店が入ってい..
図書館革命 有川 浩著/メディアワークス 味:メガ甘 効能:アドレナリン、女性ホルモン、まれに男性ホルモンの過剰分泌が期待できます。 副作用:要所要所におけるメ...
図書館革命(2007/11)有川 浩商品詳細を見るきゃー!きゃーー!!きゃーーー!!!いったい何回、本を読んでいる最中「きゃーー!!」と悲鳴をあげたんだ、私。砂吐きまくりで中...
JUGEMテーマ:読書あの図書館の鐘を鳴らせ!年始、原子力発電所を襲った国際テロ。それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の始まりだった――ついにメディア良化法が最大の禁忌に手をかける!?図書隊は良化法の横暴を阻止できるのか!?手詰まった状況を打破す
いよいよ最終巻。最後まで息をつかせぬ勢いで、と言いたいところですが、少しずつ、ちまちまと読みました。読み終わってしまうのがもったいない感じがして・・・他の皆さんもそうなんじゃないかと・・・。
『図書館革命』有川浩/徒花スクモ/メディアワークス/このシリーズに出逢えて幸せだったなぁ…といろいろ噛みしめております。 この1ヶ月半、頭の中を暴れ回って侵食してくる図書館メンバーと一緒に一喜一憂できたことは、とても大きな喜びです。 ひと言簡潔に想いを述..
有川さんの図書館シリーズついに完結!単行本の帯をみてビックリ。アニメ化だそうですね。ってか、少年誌・少女漫画両方でコミック化されてるし。ちょっと気になるな~一気読みしてしまいました。電車内で読み始めたとき、うわ、これこんなにベタ甘だったっけ?と久々の図書
『図書館革命』(有川浩 ?メデイアワークス)※今回の感想は、ネタバレするしかありません。感想は、ほぼネタバレです。ご注意ください。 正化34年1月15日、福井県の原子力発電所がテロリストに襲われる。幸いにもテロは未遂に終わったが、そのテロは、作家当麻蔵人
図書館革命 有川 浩 メディアワークス (2007/11/7) 走り出したらもう止まらない、誰にも止められない!図書館の未来、本を読む自由という重い使命を担って、無事ゴールへ駆け込めるのか笠原郁!?ハイスピードで山あり谷ありな展開に、図書館シリーズ名物のラブコメにと
図書館革命有川 浩 (2007/11)メディアワークスこの商品の詳細を見る図書隊は創設者および司令・稲嶺の勇退により新しい時代を迎えた。そんな折に突如起こった原発テロ。そして、テロの参考書にされてしまったと疑われた一冊の
「泣くな。笑えよ。ここからお前一人で警護するんだ、しっかりしろ」
原子力発電所をねらったテロ攻撃が小説家の当麻蔵人の作品と酷似していることから、良化特務機関は当麻蔵人の拘束をもくろむ。しかし当麻蔵人は図書隊に助けを求め…図書館シリーズもとうとう最終巻です。全4巻…あっという間だった~…。今回の騒動はわたしたちの身近によ
あらすじ(「BOOK」データベースより)正化三十三年十二月十四日、図書隊を創設した稲嶺が勇退。図書隊は新しい時代に突入、そして…。極上のエンターテインメント『図書館戦争』シリーズ、堂々の完結編。 図書館に戦闘部隊が在駐する世界、その図書隊の新人退院笠原郁を主
図書館革命有川 浩JUGEMテーマ:読書正化34年1月、駿河原発を襲った国際テロ。その原発テロが当麻蔵人が書いた「原発聞き」と全く同じだったことから、メディア良化委員が当麻の身柄を確保しようと動き出した。ついにメディア良化法が最大の禁忌に手をかける!? 図書隊
正化三十四年、一月――福井県は敦賀原子力発電所が深夜、大規模な襲撃を受けたのである。おぉ、いきなりヘビーな始まりかよ [:冷や汗:]年始、原子力発電所を襲った国際テロ。それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の始まりだった――ついにメディア良化法が最
bk1「こっち寄れ」 郁が身を乗り出すと、堂上は真っ白になった指先で郁のシャツの襟にその階級章を着けた。「お前、カミツレ欲しがってただろう。貸してやる。必ず返せ」 そして頭の上にぽんと手が乗った。
図書館革命著者:有川 浩販売元:メディアワークスAmazon.co.jpで詳細を確認する出逢いがあれば、別れもある。それでも、彼女たちは私たちの中で生き続ける。 愛と涙と笑いをくれた図書館シリーズ、感動の最終巻。 「こちらは関東図書隊だ!あたしたちは、ここだ!」「あぁ
このシリーズも完結です。郁と堂上の恋も・・期待通りの大円団でしたねえ~。シリーズ4冊。当初の勢いを失わないまま、最後まで突っ走ることができたのは、誠にめでたい。今回も、「表現の自由」を巡っての「良化委員会」と図書隊との闘いが続いているわけですが。相変わら
図書館革命有川浩 原子力発電所が襲撃を受けるが、その事件に類似した小説『原発危機』の著者である当麻蔵人は良化委員会に狙われる。そこで図書隊が保護することになる・・・・・・・・図書館戦争シリーズ第4弾。図書館が、表現の自由を守るために作家を保
シェアブログ1152に投稿しょっぱなから萌え――――――!!!!!!!!キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!うっわー、恥ずかしい!!く...
図書館革命待ち焦がれながらも読むのが惜しい・・そんな図書館シリーズの最終巻。とうとう読んじゃいました。テーマはシリーズの終わりを締めくくるにふさわしい表現の自由、検閲の是非に絞られてシンプルでストレート。革命というだけあって、組織の是非にもせまる大....
あああぁああぁあぁぁありかわさんッ!哀れな読者を、悶え(萌え)死にさせる気ですかっ!!!郁も柴崎も「はちきん」全開で、ベタ甘ラブロマで、大規模戦闘やら頭脳戦やら、とにかくとんでもなくてんこもりストーリー。しかも、シリーズ最終巻。だっ、誰か!助けて・・・・
図書館革命posted with amazlet on 08.02.05 有川
図書館革命有川 浩前の3作はわりと間をあけずに読んだので、すっかりはまってしまってたんですが、この本を読むのに少し間があいてしまって・・・プロローグの原発事故で、えぇっ??となってしまって、前の感覚が取り戻せるか不安になってしまったんですが、本編が始まる
とうとう読んでしまいました。ちょっと気になることがあって『クジラの彼』を手に取ったら、やっぱ面白えーとなり、思わず最後まで読んでしまったのですよ。しかし再読ていう事もあって、これじゃあ満足できん、ギブミー有川!ワンモア有川!と心が雄叫びを上げ、シリーズ最
図書館革命有川 浩 メディアワークス 2007-11by G-Tools子猫にかまけて、更新が滞りがちですが、さて。 図書館シリーズ、大盛り上がりの内に完結です。 正直、前作『~危機』では、主役バカップルのあまりのらぶらぶ度に、ついていけないところもありましたが、今回は。ま
JUGEMテーマ:読書あの図書館の鐘を鳴らせ! 年始、原子力発電所を襲った国際テロ。 それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の始まりだった―― ついにメディア良化法が最大の禁忌に手をかける!? 図書隊は良化法の横暴を阻止できるのか!? 手詰まった状況を
JUGEMテーマ:読書読書期間:2008/2/17~2008/2/18[メディアワークスHPより]あの図書館の鐘を鳴らせ! 年始、原子力発電所を襲った国際テロ。 それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の始まりだった―― ついにメディア良化法が最大の禁忌に手をかける!?
図書館革命有川 浩 / / メディアワークス 終わりましたー!お疲れさまー!!っつって缶ビール掲げてそのまま打ち上げにでも突入したくなるような気分で読み終わっちゃいました。いや、ほんとにお疲れ様でした。 前回の「危機」が玄田隊長の一人勝ちな感じだったぶん、今
図書館革命 有川浩正化三十三年十二月十四日、図書隊を創設した稲嶺が勇退。図書隊は新しい時代に突入、そして…。極上のエンターテインメント『図書館戦争』シリーズ、堂々の完結編。(「BOOK」データベースより)え?堂上と郁ってもうそういう関係だった?確....
著者:有川浩図書館革命(2007/11)有川 浩商品詳細を見る公休日、堂上と二人で買い物に来ていた郁へ帰還命令が下る。図書基地へ戻った二人...
図書館革命出版社: メディアワークス (2007/11)ISBN-10: 4840240221評価:80点図書館シリーズ第4弾。さすがにちょっと飽きてきた感じもあったが、最後までそれぞれのキャラはしっかりとたっており、おなじみベタ甘ロマンスも読者の希望に沿うようにしっかりと...
図書館革命 有川浩/メディアワークス
「メディア良化法」が成立・施行され、超法規的検閲に対抗するため、図書隊が「狩られる本」を守っている現代。ある日、敦賀原子力発電所が深夜に大規模な襲撃を受けた…。図書館戦争シリーズの完結編。 ああ、残すところあと1冊。こ...
図書館革命
オススメ!
年始、原子力発電所を襲った国際テロ。
それが図書隊史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ)の始まりだった―ついにメディア良化法が最大の禁忌に手をかける!?
図書隊は良化法の横暴を阻止できるのか!?
手詰まった状況を打破する一手を放...
原発を襲ったテロが発生する。それがある小説に似ているということから、メディア良化委員会はその作家・当麻の身柄を確保しようと動き出した。これを皮きりに作家狩りへと発展しかねない。図書隊は当麻の警護にあたることとなり、執拗に追ってくる良化隊との闘いを繰り広...
作者の有川さんさん曰く、「苦手な人は、逃げてー!」って… そんなあとがきありますか???
図書館革命有川 浩メディアワークス 2007-11Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 図書館危機 図書館内乱 別冊図書館戦争 1 (1) 別冊図書館戦争 2 (2) 図...
図書館革命(2007/11)有川 浩商品詳細を見る
先日、図書館危機(文庫版)/有川浩 をよみました。
図書館危機/有川浩
(画像クリックすると楽天ブックスへ移動し詳細がご覧になれます。)
-内容-
郁の王子様の正体が分かり
先日、図書館改革(文庫版)/有川浩 をよみました。
図書館改革/有川浩
(画像クリックすると楽天ブックスへ移動し詳細がご覧になれます。)
-内容-
敦賀原発でテロ事件が発生
全く飽きさせずに突っ走る
まさに最終巻にふさわしい内容でしたね。
微塵も不満のない、ハッピーエンドは
気持ちが良いくらいでした。
有川さんが次はどんな物語を届けてくれるのか
楽しみに待ちたいと思います。
このシリーズだけは脳内劇場不可でした(笑)