ほしのはじまり―決定版星新一ショートショート
イラストは星新一。装丁は高柳雅人。星新一作家生活50周年記念アンソロジー。
星新一さんの愛弟子、新井素子さん編集の星新一ショートショート作品集。七章形式でショートショート54編に星さんの単行本初収録エッセイ「星くずのかご」18編、新井さん書きおろしエッセイ「星さんがみた未来」。巻末は新井さんと最相葉月さんの対談。
八割くらい既読でした。時事風俗の排除とあっさりの筆致。個性のある人物でなく変わらない人間を描写。古びない普遍性にやはり驚きです。年を重ねたせいか意味や味わいに深みを感じました。初収録エッセイで肉声が聞けたような気がします。お茶目でスマートでシニカルも魅力。星作品の初読みにはいい選編です。
各章で好きな作品1スタイリッシュ!―四で割って/2スラップスティック!?―オオカミそのほか/3たいへんなお仕事―程度の問題/4神さまのニガワライ―抑制心/5平熱の叙情―鍵/6よい終末を!―殉教/7終わりなき日常を生きる―殿さまの日、だけ。
全世界既読ショートショートで一番好きな「愛の鍵」を再読できてうれしかったです。
関連情報 星新一関連の読了本
・・あのころの未来―星新一の預言 最相葉月
・・星新一 一〇〇一話をつくった人 最相葉月
2008.01.28 Mon l 他・は行の作家 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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