装幀は大久保伸子。装画は丹地陽子。「KENZAN!」連載に改稿。連作短編集。
明治二十三年、西洋菓子屋・風琴屋を開いた皆川真次郎は「寂しがり屋でお人好し」?。
長瀬や若様組の警官たちとの奮闘に、成金令嬢の勝気な沙羅も絡めた青春群像劇です。
章題の洋菓子と物語の関連が弱く、リアリティーが薄く、感じられたのが残念でした。
でも、スイーツが美味しそうで、畠中恵さんの読みやすさやあたたかさで、楽しかったです。
サーベルよりもアイスクリン強し(p145名言?笑)。沙羅の今後が気になります。
アイスクリン強し畠中 恵

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アイスクリン強し 畠中恵
アイスクリン強し 畠中恵
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アイスクリン、シウクリーム、チヨコレイト、ワッフルス…
なんて「ろまんちっく」で「のすたるじっく」な響きなのでしょう。レトロ好き、歴史好き・スイーツ好きにはたまらない本です。
畠中さんの新作「アイスクリン強し」は、明治20年代、当時まだ珍しい西洋菓子屋を...
アイスクリン強し(2008/10/21)畠中 恵商品詳細を見る
ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテト。
南蛮菓子から...
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畠中さんは「しゃばけ」シリーズは大好きだけど、現代ものは1冊読んでやめた。
今回はそ...
最初はミナにいらいら。
なんでそんなにお人好しかなぁ!と。
けれど、読み進むにつれ、お人好しはお人好しでちがいはないけれど、きちんと...
JUGEMテーマ:読書
シユウクリーム危うし。ワッフルス熱し。
著者の魅力全開!明治の築地居留地で、西洋菓子屋の若主人と元幕臣の警官達「若様組」が繰り広げる「スイーツ文明開化」騒動記。
ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテ
アイスクリン強し
畠中 恵
JUGEMテーマ:読書
スイーツ文明開化は酸いも甘いも運んでくる 西洋菓子屋を起こした皆川真次郎が、愉快な仲間・元幕臣「若様組」の警官達と、日々起こる数々の騒動に大奮闘。スイーツに拠せて描く文明開化・明治の青春。
明治23年。
畠中恵さんの「アイスクリン強し」。
明治の日本、築地の居留地近くにある西洋菓子店 < 風琴屋 > の若き店主・皆川真次郎の元に、
長年の親友であり、巡査の長瀬が訪れた。長瀬を含む警察内部の元士族の集まり『若様組』の面々
の元に、奇妙な手紙が届けられたという...
アイスクリン強し
ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテト。南蛮菓子から西洋菓子へと呼び名が変わり、新たな品々が数多登場。
そんなスイーツ文明開化の東京で、孤児として生まれ育った真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。...
アイスクリン強し 作者: 畠中恵 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/10/21 メディア: 単行本 明治維新から20数年がたった世の中。 元士族で孤児だった真次郎は西洋菓子屋を目指し、同じく元士族で巡査「若様組」の面々と成金御令嬢の沙羅ともども、激変していく社会の
『しゃばけ』シリーズでおなじみの畠中さんの新作。
時代は明治。
文明開化で激動の時代を生き抜くために洋菓子屋ががんばる!
お話には違...
アイスクリン強し(2008/10/21)畠中 恵商品詳細を見る
時は明治。
時代は変わり、西洋からも様々な文化が入ってきている。
幼き頃に親を亡くし...
JUGEMテーマ:小説全般● アイスクリン強し/畠中恵● 講談社● 1575円● 評価 ☆☆ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテト・・・。明治維新直後の東京で孤児として生まれ育った真次郎は、念願の西洋菓子屋を開いた。そこには今日
アイスクリン強し 畠中 恵 (著) 時代小説は大好きなのでよく読むが、文明開化が時代背景の本は読んだことがなかったのでそういった意味では興味深かったがなんかイマイチ・・・。 文明開化に登場してきた西洋菓子。 ビスキット、チョコレート、シュークリーム。 江戸...
彗星が近付くと空気がなくなるといって自転車のゴムタイヤに空気を入れてすったり、かなりおもしろい時代だったようです。
私はレトロな雰囲気とスイーツが大好きなので、この時代のお菓子事情が読めてうれしかったです。「しゃばけ」にくらべてちょっと事件が地味ですが、シリーズ化して明治の風景をもっと書いていってほしいですね。