2008/12/10

草祭 恒川光太郎

装画は影山徹。新潮社装幀室。初出「小説新潮」。架空の地域「美奥」での連作短編集。
今回も情景の描写が圧倒的です。独自の幻想的な世界が紡ぎ出されています。
現実と隣り合わせの異界に触れ、不思議な現象に出会う人々がドラマチックです。
登場人物が薄くリンクして各編が絡み合い、舞台の「美奥」のイメージが膨らみます。
「くさのゆめがたり」でわかる地名の由来。転生の秘薬クサナギが怖くて魅力的でした。
人との温かい繋がりや過去との決別など、いい印象も多かったです。
草祭、短編を集約した題名。恒川光太郎さんの素晴らしい幻想世界を堪能しました。
目次:けものはら/屋根猩猩/くさのゆめがたり/天化の宿/朝の朧町
草祭草祭
(2008/11)
恒川 光太郎

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草祭
恒川 光太郎
4103130415

草祭 恒川光太郎

テーマ : 読書感想文 - ジャンル : 小説・文学

この記事へのコメント

はじめまして

TB&コメントありがとございました(´∀`)
決して気持ちのいい物語ばかりではないけど、
このまま心の中に燻り続けるんだろうなぁと。

たくさん本読まれてるんですね。
よしもとばななさんの新作 読んでみたくなりました♪

豆子 | URL | 2008/12/10 (水) 10:24

豆子さん、はじめまして。
どこかで燃え残りそうですね。
TBお待ちしています。
よしもとばななさんの「彼女について」。
個人的によかったです。期待低めで、どうぞ。

藍色 | URL | 2008/12/12 (金) 02:50

便乗してこちらへもTBさせて頂きました(すみません^^;)。
恒川さんの集大成のような連作集で、とっても
良かったです。妖しい美奥の土地に魅せられました。
今年のノンミステリベストに入れたいくらい
気に入りました^^

べる | URL | 2008/12/14 (日) 10:01

恒川光太郎さんの新作が出ていたとは知りませんでした。
藍色さんの感想も好評なようなので、さっそく手配したいと思います。

ディック | URL | 2008/12/15 (月) 21:48 | 編集

べるさん、TBありがとうございます。
恒川光太郎さんの美奥連作、魅力的でしたね。
ノンミステリベストっていうくくり、新鮮です。

藍色 | URL | 2008/12/16 (火) 03:53

ディックさんへ。
恒川光太郎さんの「草祭」、よかったです。
トラックバック、お待ちしています。

藍色 | URL | 2008/12/17 (水) 04:13

藍色さん☆こんばんは
あの不思議な薬で、まったく違う何かに生まれ変わるっていうところに、強く惹かれてしまいました。

Roko | URL | 2008/12/23 (火) 23:47 | 編集

Rokoさん、こんばんは。
秘薬クサナギ、何になるのか、読みながらドキドキでした。

藍色 | URL | 2008/12/24 (水) 01:52

(^ー^)

藍色さん、こんにちは〜。
このところ、読む本が、当たり〜☆のことが多いです^^
これも面白かったです。
今後も恒川さんの作品は追って行きたいな〜と思っています。

今は沢村凛さんの「笑うヤシュ・クック・モ」を読んでいるところです。

latifa | URL | 2008/12/27 (土) 15:37 | 編集

latifaさん、こんばんは。
当たりの本が続くとうれしいですよね。
恒川光太郎さんの作品は、今後も要チェックです。
沢村凛さんのも、面白そうですね。

藍色 | URL | 2008/12/29 (月) 04:49

こんばんわ。
長編だと思っていたら、連作短編風だったんですね。
「くさのゆめがたり」は一つだけ違った趣向で、特に印象的でしたね。
そこに生きる人々の思いや絆が描かれているのも良いですよね。
短編も素敵ですが、次回こそ長い物語に浸ってみたいです。

ia. | URL | 2009/01/14 (水) 01:50

ia.さん、こんばんは。
「くさのゆめがたり」美奥の由来は、鮮烈でしたね。
人々が様々に繋がる題名「草祭」も、よかったです。
次回は長編で、異界を深く堪能したいですね。

藍色 | URL | 2009/01/16 (金) 04:05

No title

藍色さんこんばんは。
いつもありがとうございます。
もう少し怖いほうが恒川さんらしくてよかったのでは・・・と思いましたが、楽しく読めました。
トラックバック送らせてもらいました。
よろしくお願いします。

t-saito | URL | 2009/02/04 (水) 23:39

No title

私は「くさのゆめがたり」が一番好きでした。美奥の由来が分かって、そのままの美奥がここに残ってるんだな〜って。
妖しい、って言葉が合いますね。

じゃじゃまま | URL | 2009/02/05 (木) 13:39

t-saitoさん、こんばんは。
こちらこそ、ありがとうございます。
怖さ緩めの恒川光太郎さんで、ほっとしました。
どれも違う味わいで、良かったです。

藍色 | URL | 2009/02/06 (金) 02:42

じゃじゃままさん、草祭って美奥史でしたね。
妖しさに、惑わされるみたいです。

藍色 | URL | 2009/02/06 (金) 03:52

こんばんは。
恒川ワールド、良かったです。
いつのまにかすっかり世界に取り込まれてしまっていました。

ちきちき | URL | 2009/02/06 (金) 23:08

ちきちきさん、良かったですね。
恒川光太郎さんの世界、すごい吸引力です。

藍色 | URL | 2009/02/08 (日) 06:11

繋がってましたね。もっとも多く出てきたあの女の子には思わず笑ってしまいました。

たまねぎ | URL | 2009/02/22 (日) 00:31

たまねぎさん、凝った繋がりでした。
あの子は、恒川光太郎さんのお気に入りかも。

藍色 | URL | 2009/02/23 (月) 05:35

屋根猩猩と天化の宿が好きでした。少し遊びというか、おかしみがあって。
次回作も楽しみな作家さんです。

鳩羽 | URL | 2009/04/29 (水) 23:11

鳩羽さん、くつろげる部分がありましたね。
次はどんな世界か、楽しみです。

藍色 | URL | 2009/04/30 (木) 01:29

ちょっとスタイリッシュな日本昔話という印象でした。

トラックバックさせて頂きました。

こようて | URL | 2009/07/02 (木) 11:29

こようてさん、TBありがとうございます。
幻想も洗練されていて、読みやすかったです。

藍色 | URL | 2009/07/03 (金) 02:37

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします

日本の昔話のような暗さと不思議の詰まったお話でしたね。

TBよろしくお願いします。

さくら | URL | 2010/01/08 (金) 18:26

さくらさん、TBありがとうございます。
不思議な空間が魅力的でしたね。
今年もよろしくお願いします。

藍色 | URL | 2010/01/12 (火) 01:18

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