青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。
20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。
今を懸命に生きる人々。懐かしい風景。待望の切なさと感動の長編。
常野一族の、能力者としての苦しみや、ひとときの幸せが伝わってきました。
峰子視点の物語です。
聡子様の行く末。予想外の結末で涙でした。
それぞれに立ち位置を把握。
当時の人たちの生きていく姿が素敵です。
禍福が織り成す蒲公英草紙。恩田陸さんの、穏やかさが印象的な物語でした。
蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)恩田 陸
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文庫本の小説を2冊連続で読んだのはいつ以来だろう。読書といえば 最近はほとんどビジネス書またはビジネス雑誌を読むことが多い。もちろん小説は学生の頃から好きなので、たまに読みたくなるんだけど、だいたい年間でも5冊くらいかな。「2冊続けて小説」ってことはほ
恩田 陸 著、集英社発行の「蒲公英草紙―常野物語」を読み終えました。
蒲公英草紙―常野物語恩田 陸 (2005/06)集英社 この商品の詳細を見る
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「光の帝国」を読んですぐに手に入れていたのですが、積読本と化していました。
買ってすぐに一章は読んだんですが、話の中に入って行けなく...
恩田陸にやっぱり泣かされました。コレで2回目。 涙もろいせでぃです、ども。 蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫) 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2008/05/20 メディア: 文庫 常野という場所から旅してきた異能を持った住人を描いた一般人、峰子視点の心温
恩田 陸 著 集英社。
常野物語の続編。2冊目の本で、いいんですよね?ほかには「常野」で書いていらっしゃいませんよね?恩田さん。。
最初の本、「光の帝国」の第一話「大きな引き出し」のお話を、今回は大きく膨らませ、時代を変えて描いています。
今よりも少し前の...
蒲公英草紙―常野物語 (常野物語)(2005/06)恩田 陸商品詳細を見る
やーーーっときました(図書館から)、蒲公英草紙!
光の帝国が面白かったの...
そらみつ やまとのくには すめかみの
いつくしきくに ことだまの
さきはふくにとかたりつぎ・・・
蒲公英草紙―常野物語 (常野物語)
久しぶりに恩田 陸の作品です
20世紀初頭の東北の農村を舞台に
旧家のお嬢様聡子の話し相手を務める
少女峰子の視点から...
引き受けていく覚悟はあるかい?
えっ、何をって。
それは君が一番分かってるんじゃないのかい…。
夢の中で、そんな声が聞こえてきそうです。
蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)(2008/05/20)恩田 陸商品詳細を見る
青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。他人の記憶...
蒲公英草紙―常野物語 (常野物語)
★★★★☆
2005/06 恩田 陸
恩田陸の小説は「ネバーランド」から2冊目です。
でも「ネバーランド」...
7日に恩田陸さんの『蒲公英草紙―常野物語 (常野物語)』を読了。 日露戦争の頃、東北地方のある集落の名家・槇村家でのこと。医者の娘中島峰子は病弱な槇村家の末娘・聡子の遊び相手としてお屋敷に通うことになった。聡子は病弱で屋敷の外に出るのもままならず、「成人
こちらの大好きな光の帝国の続編、ちょっと不思議な能力を隠し持つ人々のお話、常野シリーズです。
が、戦前が舞台ということで 時代もの...
蒲公英草紙―常野物語
恩田 陸
常野物語シリーズは、『光の帝国』の時もそうだったんだけど、私は涙なしには読めない…。
この作品の舞台は明治時代。穏やかな口調で、ひとりの少女の青春時代の
「ある物語」が語られはじめる…。
以下、ネタバレ含みます。
舞台は20世紀初頭の東北の農村。旧家のお嬢様の話し
相手を務める少女・峰子の視点から語られる、不思議な
一族の運命。時を超えて人々はめぐり合い、約束は果た
される。JUGEMテーマ:読書
私は初めて恩田さんの著書を読みましたが、不思議な感覚のファンタジー作品でした。
この本は、雑誌アンアンで紹介されていたのを読んだのがきっかけで手にしました。
装丁も装画図案はいせ辰さん、素敵です。ここにはありませんが帯もきれいです。
内容をうまく言い...
とてもたくさんの書評を書かれているのですね。
これから小説を選ぶときに参考にさせていただきますね~♪