織口邦男が勤める釣具店に、関沼慶子は鉛版を買いに来た。
その晩、彼女は元恋人・国分慎介の結婚式に散弾銃を持って現われた。
織口が今晩中に銃が必要な理由は。
最初の場面で、想像力を掻き立てられます。
本格的なストーリー展開でした。
最後に集まるまでの、それぞれの人物描写が上手です。
最後で人間に潜むスナークの話も明らかになります。
映画化すると面白そうです。
でも緻密な文章の雰囲気は映像にしにくいかも。
危険なスナーク狩り。宮部みゆきさんの傑作サスペンスでした。
スナーク狩り (光文社文庫)宮部 みゆき
- http://1iki.blog19.fc2.com/tb.php/818-15b70d28
トラックバック
スナーク狩り (光文社文庫)(1997/06)宮部 みゆき商品詳細を見る
あらすじ
ある夜--。
関沼恵子は、ホテルの宴会場のドアの前に散弾銃を持...
あまり知られていない作品かもしれませんねー、こちら。
ちょうど、代表作(といっても、彼女は代表作だらけだけど)の
「火車」の直前に出された作品です。
今から10年以上前の作品。
善悪とは何か、人が人を裁くとは、いったいどういうことか。
もうすぐ裁判員...
宮部みゆきの作品。
ルイス・キャロルの詩からとったものですね。
そっちは読んでないけどあらすじは知ってた。
深いというか、後味悪目で...
○購入の動機 宮部みゆきさんの小説単行本をコンプリートしようとしていた 時期があったので。 ○感想 宮部みゆきさんの小説には、切羽詰った事情など無しに 笑って犯罪を犯すような若者という犯罪者像が多数出てくる。 模倣犯、クロスファイア、東京下町殺人...
スナーク狩り (光文社文庫)(1997/06)宮部 みゆき商品詳細を見る
書店に平積みになっていたのが目に留まった本です。
題名に惹かれた後、作者の名...
◆スナーク狩り / 宮部みゆき◆
織口邦男が勤める釣具店に、関沼慶子は鉛版を買いに来た。不審に思った織口は、彼女が銃を持っていること...
スナーク狩り (光文社文庫) 作者: 宮部みゆき 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 1997/06 メディア: 文庫 Amazon.co.jpで詳細を見る ★★★ 胸をしめつけるような小説。自分が同じ立場だったらどういう行動をとるだろうか、、と考えずにいられなかった。 彼がとったような行
[C12180]