ふつうの人間にはない不思議な力を持つ「姉妹屋」お初。
優男の古沢右京之介と、深川で騒ぎとなった「死人憑き」を調べ始める。
謎を追うお初たちの前に百年前に起きた赤穂浪士討ち入りが…。
登場人物が活き活きしています。
お江戸の雰囲気がよく伝わってきました。
討ち入りが起こった理由。浪士たちが討ち入らねばならなかった理由とは。
ストーリーと解釈が上手く絡んでいます。
考えさせられて、面白かったです。
不気味な震える岩。宮部みゆきさんの、壮大なスケールの時代劇でした。
震える岩―霊験お初捕物控宮部 みゆき
震える岩―霊験お初捕物控 (講談社文庫)宮部 みゆき
- http://1iki.blog19.fc2.com/tb.php/877-95caa2b6
トラックバック
震える岩―霊験お初捕物控 (講談社文庫)(1997/09)宮部 みゆき商品詳細を見る
霊能力(?)をもった霊験お初が主人公の一風変わった捕り物の時代...
忠臣蔵の後日談? 震える岩―霊験お初捕物控 (講談社文庫) 作者: 宮部みゆき 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1997/09 メディア: 文庫
ふつうの人間にはない不思議な力を持つ「姉妹屋」お初。南町奉行の根岸肥前守に命じられた優男の古沢右京之介と、深川で騒ぎとなった「死人憑き」を調べ始める。謎を追うお初たちの前に百年前に起きた赤穂浪士討ち入りが…。「捕物帳」にニュー・ヒロイン誕生!人気作家が
子供の頃より不思議な力をもつお初
その力を使って、度々岡っ引きの兄・六蔵の捕り物を手助けしていた
ある日、南町奉行に呼ばれ与力の嫡男・右京之介の面倒を見るコトになった
この右京之介が、丸眼鏡をかけた世間知らずのおぼっちゃん
まずは、ふたりで「死人憑き」の噂...
宮部 みゆき 著 講談社文庫。
副題に、「霊験お初捕物控」とあるように、主人公のお初はふつうの人間にはない不思議な力を持っています。
岡っ引きの兄六蔵と、一膳飯屋「姉妹屋」を営む兄嫁およしとの3人暮らし。
そして時々南町奉行の根岸肥前守の「不思議」を読み解...
震える岩―霊験お初捕物控 (講談社文庫)(1997/09)宮部 みゆき商品詳細を見る
あらすじ
深川の長屋で急死した、ろうそくの流れ買いの吉次が突...
「宮部みゆき」の時代小説『震える岩 霊験お初捕物控』を読みました。
[震える岩 霊験お初捕物控]
「浅田次郎」作品、「佐伯泰英」作品、「山本一力」作品に続き、時代小説です、、、
「宮部みゆき」作品は、一昨年9月に読んだ『楽園』以来なので2年半振り… 久しぶりですね。
-----story-------------
事件の予兆と、恋の予感。
人は狡いし、汚い。だけど優しくて、美しい。
こ...
こちらもトラックバックさせていただきました。