五月二十日付け朝日新聞の朝刊十五面。
オピニオン寄稿として掲載されています。
一部中略しながら抜粋。

「昨年一月十六日に直木賞を受賞、今年一月十六日に結婚した」
「海野藻屑は物語を超えて転生し、腐野花となって24歳まで生き延びた。
結婚する所で物語が終わった。それ以上は書けなかった。」
「彼女はさらにヒロインに転生して、34歳まで生きた。
彼女もまた母親と別れ、結婚して自分の家族をつくり、
わたしはヒロインに追い越されてしまった。」

二作品の関係はムック本で既知でした。ケーキ入刀はリハーサルかも。
コマコも繋がっていたんですね。
別作品のようでも、転生をハッキリ知って衝撃と納得です。

「ヒロインたちは、今日もまた、愛という名のもとに、虐げられ、
殺されていく多くの子供たちの集合体だと思っている」
「人が他人を信じるというのは、命を預けるということだ」
「小説こそが(中略)わたしにとって唯一の神なのだろう」

桜庭一樹さんの肉声が届くような寄稿文でした。
つぎの長編執筆は秋からの週刊誌連載。楽しみです。
2009.05.25 Mon l 桜庭一樹 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

藍色さん、こんばんは。
これ、いい文章でしたねえ。
新聞で一度読んだんですが、細部を忘れてしまっていたので、藍色さんの記事に纏められてて嬉しかったです。
事後報告ですみませんが、コメント欄でのお話に、こちらの記事のアドレスを紹介させて頂きました。
桜庭さんの本を読むたびに、どうしても最初に読んだ「砂糖菓子〜」が浮かんでしまっていたのですが、この文章を読んで、それも無理のないことなんだなぁ、と思いました。
(だって、「転生」なのですものね)
2009.06.01 Mon l つな. URL l 編集
つなさん、こんばんは。いい文章でしたね。
アドレス紹介、ありがとうございます。
初読みで幸運でしたね。「砂糖菓子〜」から繋がる転生。
順次読めたので、納得できて良かったです。
2009.06.02 Tue l 藍色. URL l 編集

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